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第34回(2024年) 第33回(2023年) 第32回(2022年) 第31回(2021年) 中止(2020年)
第30回(2019年) 第29回(2018年) 第28回(2017年) 第27回(2016年) 第26回(2015年)
第25回(2014年) 第24回(2013年) 第23回(2012年) 第22回(2011年) 第21回(2010年)
第20回(2009年) 第19回(2008年) 第18回(2007年) 第17回(2006年) 第16回(2005年)
第15回(2004年) 第14回(2003年) 第13回(2002年) 第12回(2001年) 第11回(2000年)
第10回(1999年) 第9回(1998年) 第8回(1997年) 第7回(1996年) 第6回(1995年)
第5回(1994年) 第4回(1993年) 第3回(1992年) 第2回(1991年) 第1回(1990年)

第34回 日本公民教育学会全国研究大会(愛知大会)
1 期日 2024年6月30日(日)
2 会場 愛知教育大学
  大会テーマ:変革する社会における公民教育の在り方
3 発表内容
〇第1分科会 司会:井上 奈穂(鳴門教育大学) 坪田 益美(東北学院大学)
(1) 社会参加を体系的に評価するための調査枠組みの提案 ―高校生へのアンケート設計過程から示唆されたこと―
 小栗 優貴(京都教育大学)
 川口 広美(広島大学)
 大脇 和志(お茶の水女子大学)
 古田 雄一(筑波大学)
 太田 昌志(追手門学院大学)
(2)中学校社会科公民的分野における「指導書・解説」の変遷 ―計量テキスト分析による考察―
 中台 正弘(越谷市教育センター)
(3)戦後日本社会科教育における「文化としての宗教」論 ―1960年代までの中学社会科公民的分野の教科書記述を中心に―
 原田 雄斗(国学院大学)
(4)「グローバル化」と「国際化」の概念的区別の必要性 ―社会調査と教科書記述の分析に基づいて―
 施 光恒 (九州大学)
 水上 栄一(九州女子短期大学)
(5)オーストラリアの市民性教育は,初等・前期中等教育の終了段階で,いかなる資質・能力を育成しているか ―国家評価プログラム「公民とシティズンシップ」(NAP-CC)における評価問題の分析を手がかりとして―
 松井 克行(西九州大学)

〇第2分科会 司会:小貫 篤 (埼玉大学) 栗原 久 (東洋大学)
(1) 中学校における消費者教育の充実に向けた外部連携学習 ―中学校社会科(公民的分野)との関わりを視野に入れた連携・協働の実践―
 佐藤 央隆(名古屋市立南陽中学校)
(2)市民社会のあり方を考えさせる法教育の授業開発 ―個人間売買をめぐる消費者問題の教材化―
 宮本 あゆは(岡山大学大学院)
(3)地域金融の教材化に関する一考察 ―上越市高田における産業構造を参考にして―
 仙田 健一(上越教育大学附属中学校)
(4) 生徒は自らの特権性をどのように受容・抵抗するのか ―アファーマティブ・アクションを事例とした授業実践を通して―
 別木 萌果(東京都立小川高等学校)
 清川 美空(岡山大学大学院)
(5) エージェンシーを育む高等学校公民授業開発研究 ―探究学習を通じて―
 山田 一貴(埼玉県立越ヶ谷高等学校/上越教育大学大学院)

〇第3分科会  司会:小松 伸之(清和大学) 橋本 康弘(福井大学)
(1) 主体的に持続可能な社会のあり方を考える公民的分野の授業開発 ―中学校第3学年「三権分立のしくみと私たちの政治参加」を事例に―
 植田 真夕子(北海道教育大学旭川校)
(2) 中学校における主権者教育の効果に関する分析
 市島 宗典(白鷗大学)
(3) 生活と政治を結び、社会の在り方を考える主権者教育 ―大阪府立西成高校反貧困学習「シングルマザー」を手がかりに―
 峯岸 由治(関西学院大学)
(4) 「選挙公約の実現性」を問う主権者教育 ―高2と市議との対話集会―
(5) 熟議を活用した主権者教育の実証研究 ―安楽死をめぐる生徒の語りから―
 荒木 秀彦(千葉県立船橋北高等学校)
 猪野 竜平(上越教育大学大学院)

〇第4分科会  司会:堂徳 将人(北海商科大学) 福田 喜彦(兵庫教育大学)
(1) よりよい社会を共に創る社会参画型授業の開発 ~地域と関わり、多角的に考える場面の設定を通して~
 神谷 太一(愛知県高浜市立高浜小学校)
(2)情意領域に踏み込んだ社会問題学習の授業開発研究 ―感染症差別問題の教材化を通して―
 松原 心(岡山大学大学院)
(3)政治リテラシーの錬磨に向けた政党学習の試み ―政党調査から政党作り,そして政党選択へ―
 今 陽童(埼玉県立久喜北陽高等学校)
(4)高等学校「公共」実践報告 -「ありきたり」を超える授業をめざして-
 富塚 昇(東京都立戸山高等学校非常勤)
(5)新潟水俣病を語り継ぐ子どもの育成 ―語り部のコトバから何を学び,何をどのようにつなぐのか―
 中平 一義(上越教育大学)
 松村 謙一(四日市市立富洲原中学校)
 藤田 譲 (上越教育大学附属中学校)

〇第5分科会  司会: 磯山 恭子(国立教育政策研究所) 吉村 功太郎(宮崎大学)
(1) 日本における排外主義的な移民政策とシティズンシップ形成
 吉田 友明(神奈川県立西湘高等学校)
【発表中止】
(2)高等学校公民科における学習方略の現状と課題に関する一考察
 下地 貴樹(九州大学学術協力研究員)
(3)政治的課題に関する授業におけるマイノリティ生徒とのコミュニケーションのあり方 ―「生徒の声」に関する先行研究を手がかりに―
 眞所 佳代(横浜市立横浜商業高等学校)
(4)社会科におけるバーチャルを導入した「デジタル」の枠組み ―「個に応じた学び」を実現する社会科授業の創造に向けて―
 木下 祥一(熊本学園大学)
 早瀬 博典(筑波大学)
(5) 熟議において思考の差異を可視化する授業研究
 米田 美由紀(沖縄県立八重山農林高等学校/上越教育大学大学院)

〇第6分科会  司会:田村 徳至(信州大学) 呂 光暁(仙台白百合女子大学)
(1) 社会参画への意識を高める小学校社会科授業構成 ―小学校第3学年「昔のみよし市から未来のみよし市について考えよう」を事例として―
 森田 幸一郎(みよし市立三好丘小学校/名古屋市立大学大学院研究員/星城大学非常勤)
(2)規範的政治理論からみる領土教育の課題と展望 ―小学校社会科におけるICT活用授業実践と合わせて―
 小野 藍 (九州大学大学院)
(3)AI 時代の小学校社会科情報単元の開発 ―第5学年単元「情報と私たち」を事例として―
 吉川 修史(兵庫教育大学)
(4)小学校社会科授業における社会参加の場づくりと社会参加意識
 真島 聖子(愛知教育大学/筑波大学大学院)
(5)小学校社会科公民分野の教育目標と法教育の変遷
 岡部 純一(筑波大学大学院)

〇第7分科会  司会:川﨑 誠司(東京学芸大学) 中原 朋生(環太平洋大学)
(1) IRF 連鎖の分析による社会科教師の授業実践知の解明 ―長岡文雄の実践記録の分析から―
 漆畑 俊晴(兵庫教育大学大学院/静岡市立竜爪中学校)
(2)社会正義志向の社会科教育実践は「運動的」か? ―3名の中・高等学校社会科教師のケース・スタディ―
 奥村 尚 (民間企業)
 田中 崚斗(広島大学大学院/日本学術振興会特別研究員)
(3) 社会科教育法関連科目の担当者は、自身の模擬授業指導をどう捉えているのか ―私立大学の授業担当者へのインタビュー調査に基づいて―
 斉藤 仁一朗(東海大学)
 後藤 賢次郎(山梨大学)
(4) 教師の自己開示に関する研究が公民科授業実践に示唆すること ―返報性がもたらす子どもの(政治的)自己開示―
 吉田 純太郎(広島大学大学院/日本学術振興会特別研究員)
(5) 欧州評議会が取り組む民主的市民性教育の意義と課題 ―民主的文化のための能力参照枠に着目して―
 五十嵐 卓司(帝京大学)

シンポジウム 「変革する社会における公民教育の在り方」
 コーディネーター・司会
  保立 雅紀 (愛知教育大学)
  桑原 敏典 (岡山大学)
 提案者
  西尾 圭一郎(大阪公立大学)
  樋口 雅夫 (玉川大学)
  升野 伸子 (昭和女子大学)
  別木 萌果 (東京都立小川高等学校)
指定討論者
  吉村 功太郎(宮崎大学)
  坪田 益美 (東北学院大学)

第33回 日本公民教育学会全国研究大会(埼玉大会)
1 期日 2023年6月11日(日)
2 会場 埼玉大学(対面開催)
  大会テーマ:公民的資質から公民としての資質・能力へ
3 発表内容
第1分科会
司会:栗原 久(東洋大学)・小山 茂喜(信州大学)
・高等学校公民科における哲学対話の取り扱いについての考察
 -公共及び倫理での位置づけを中心に-
 豊岡 寛行(埼玉県立八潮南高等学校)
・公共の扉の授業実践
 今 陽童(法政大学中学高等学校)
・人間としての在り方生き方を探究する「公共」のカリキュラム開発
 -選択・判断の手掛かりとなる考え方への徳倫理の導入-
 阿部 哲久(広島大学附属中・高等学校)
・租税教育カリキュラムの構想
 -税についての権利意識と社会参加意識に焦点を当てて-
 真島 聖子(愛知教育大学/筑波大学大学院)
・旧制中学校における「公民科」の授業
 太田 正行(元東京都立工芸高等学校)

第2分科会
司会:鴛原 進(愛媛大学)・鈴木 正行(香川大学)
・「ふつう」を定義することで作られる自他の境界に気付かせる市民性教育プログラムの研究
 松原 心(岡山大学大学院)
・小中学生の世界の問題に対する関心がグローバル・シティズンシップ意識に及ぼす影響
 -社会参加の媒介効果に着目した日韓比較研究-
 Hyun Jaegyun(筑波大学大学院)
・教員こそCitizenshipを
 -公民的資質をinspireするために-
 大滝 修(東京経済大学)
・北海道を創る18歳市民力の育成に関する一考察
 堂徳 将人(北海商科大学)
 川瀬 雅之(札幌市立札幌新川高等学校)
 元紺谷 尊広(北海学園大学)
 山口 晴敬(北海道岩見沢東高等学校)
 志田 光瑞(北海道有朋高等学校)
・オーストラリアの公民教育の成果と課題
 -国家評価プログラム「公民とシティズンシップ」(NAP-CC)の分析を通して-
 松井 克行(西九州大学)

第3分科会
司会:川﨑 誠司(東京学芸大学)・中原 朋生(環太平洋大学)
・地域連携学習において生徒は学びの意義をどのように見出すか
 山田 凪紗(岡山大学大学院)
・四象限モデルを使った意思決定学習を通して生徒はどのように価値観の調整をおこなったか
 -コロナ感染症対策を取り上げた授業実践を手がかりに-
 周 星星(岡山大学大学院)
・生徒は論争問題学習に参加できた理由をいかに語ったか
 -高校公民科で包摂的な熟議を実現するために-
 野瀬 輝(広島大学大学院)
・小・中・高生の「18歳市民力」の実態
 -科研プロジェクト質問紙調査の二次分析から-
 大脇 和志(お茶の水女子大学)
 唐木 清志(筑波大学)

第4分科会
司会:井上 奈穂(鳴門教育大学)・中平 一義(上越教育大学)
・【単独発表に変更】中学校社会科における選挙立候補者シミュレーション教材の開発
 郡司 日奈乃(千葉大学大学院)
 小牧 瞳(千葉大学大学院)※発表取り止め
・PCM手法による政策形成能力の育成を目指す高校公民科授業の開発
 -「自主防災組織」を事例として-
 小林 真也 (新潟県立新津高校/新潟大学大学院)
・「社会的ジレンマ」ゲームを用いた「正当な権力」概念の理解
 吉田 真大(渋谷教育学園幕張中高等学校)
・大学における主権者教育の効果に関する分析
 市島 宗典(岩手県立大学)
・知的障害のある子供に対する主権者教育の現状と課題
 -自立的意思決定を保障するプログラム開発のためのフレーム・ワークの構築-
 桑原 敏典(岡山大学)

第5分科会
司会:釜本 健司(新潟大学)・斉藤 仁一朗(東海大学)
・学校と地域を繋ぐ際に連携支援員はどのような葛藤に直面しているか?
 -離職した方へのインタビュー調査に基づいて-
波多野 雅俊(岡山大学大学院)
【発表取り止め】初任期小学校教員はどのような社会科観を形成しているか
 -インタビュー調査を通して-
 福田 友香(岡山大学大学院)
・変動社会を生きる社会科教師のライフヒストリーに関する日中比較研究
 -バネラルビリティの視点から-
 張 傳博(筑波大学大学院)
・社会正義志向の社会科カリキュラムを実践する教師は何を課題に感じているか
 -中都市公立中学校社会科教師へのインタビュー調査を通じて-
 奥村 尚(独立研究者)
 田中 峻斗(広島大学大学院)

第6分科会
司会:胤森 裕暢(広島経済大学)・藤瀬 泰司(熊本大学)
・国際社会に対する見方・考え方を転換させる小学校社会科授業開発研究
 -国際連合は必要か?を通して-
 筒井 佑(岡山大学大学院)
・社会的論争問題を個人の視点から捉え直す学習の意義
 -原発処理水を題材として-
 片山 元裕(お茶の水女子大学附属小学校)
・中学校社会科の議論学習における自己評価の意義と課題
 岩崎 圭祐(鹿児島大学)
 岡島 春恵(備前市立伊里中学校)
 植原 督詞(伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校)
 井上 昌善(愛媛大学)
 木下 博斗(愛媛大学教職大学院)
・社会科におけるバーチャル技術がもたらす「デジタル」の新たな可能性
 -インクルージョンを視点に-
 木下 祥一(福岡こども短期大学)
 早瀬 博典(筑波大学)
・デジタル・シチズンシップ教育と偽情報
 -基礎的考察-
 保立 雅紀(愛知教育大学)

第7分科会
司会:橋本 康弘(福井大学)・加納 隆徳(秋田大学)
・法的判断力育成のための評価指標の開発
 -個人間の売買契約におけるトラブルの教材化を通して-
 宮本 あゆは(岡山大学大学院)
・法的紛争解決力の育成を目指した学習指導の特質と課題
 -中国「道徳と法治」中学校教科書の分析を通して-
 賀 延松(岡山大学大学院)
・中学校社会科公民教科書における「人権と日本国憲法」に関する記述の変遷
 中台 正弘(越谷市教育センター)
・ドイツ政治教育実践における生徒発言の文脈理解と解釈の事例研究
 的場 正美(愛知文教大学)

第8分科会
司会:田中 伸(岐阜大学)・宮崎 三喜男(東京都立田園調布高等学校)
・市民社会と音楽の関わりから学ぶ社会科単元開発
 -山田耕筰の楽曲を通して-
 角南 葵乃助(岡山大学大学院)
・自己の生き方と社会をつなぐ参加学習のあり方
 -中国新教科「労働」のカリキュラムを手掛かりとして-
 史 鵬宇(岡山大学大学院)
・「カルト問題」を公民教育でどう扱うか
 塚田 穂高(上越教育大学)
・カナダの公民教育における「気候正義教育」プログラム
 -ブリティッシュ・コロンビア州”Climate Justice in BC”を事例に-
 押井 那歩(九州女子大学)

基調講演
・公民教育は「公民としての資質・能力」とどう向き合うのか
 唐木 清志(筑波大学)

シンポジウムA 「問いの構造化」でどのように公民としての資質・能力を育成するか
コーディネーター 峯 明秀(大阪教育大学)
指定討論者 樋口 雅夫(玉川大学)
・学校シティズンシップ教育の学習単元をどのように構造化するか
 -高等学校公共「公共の扉」単元を事例に-
 川口 広美(広島大学)
・経済リテラシーを育成する問いの構造化を意識した単元開発
 -中学校社会科公民的分野(経済)を例として-
 田村 徳至(信州大学)
・倫理的主体を育成する「公共」における問いの構造化
 小松 伸之(清和大学)

シンポジウムB 公民としての資質・能力を育成する学習をどのように評価するか
コーディネーター 磯山 恭子(国立教育政策研究所)
指定討論者 井上 奈穂(鳴門教育大学)
・中学校現場での評価活動の難しさ
 -1単元ワークシートの評価を通して-
 石本 貞衡(練馬区立大泉中学校)
・公民科における「公民としての資質・能力」の育成とその評価について
 -社会的課題に対する「当事者意識」の高まりに着目して-
 渥美 利文(東京都立東久留米総合高等学校)
・「教育的鑑識眼」の発想による「公民としての資質・能力」概念の拡張
 -教員の評価観と評価活動を手がかりとして-
 岡田 了祐(富山大学)

シンポジウムC 政治的中立性を保ちつつどのように公民としての資質・能力を育成するか
コーディネーター 小貫 篤(埼玉大学)
指定討論者 坪田 益美(東北学院大学)
・中学校社会科における政治的中立性への視座
 -政権公約づくりと模擬投票を取り入れた授業の開発-
 寺本 誠(お茶の水女子大学附属中学校)
・高等学校における公民としての資質・能力を育成する公民科授業
 -政治的中立性と学習者の実態に関する考察を踏まえて-
 吉村 功太郎(宮崎大学)
・政治哲学における中立性
 -リベラルな国家とその批判- 
 蓮見 二郎(九州大学)

第32回 日本公民教育学会全国研究大会(信州大会)
[社会に主体的に参画できる力を育成する公民教育の在り方]

1 期日 2022年6月5日(日)
2 会場 信州大学(オンライン開催)
  シンポジウム 社会に主体的に参画できる力を育成するこれからの公民教育の在り方
  ~Society 5.0 に焦点をあてて~
3 発表内容
第1分科会 司会:磯山恭子(国立教育政策研究所)・峯明秀(大阪教育大学)
・ケイパビリティと対話に着目した小中一貫社会科カリキュラムの検討
 ―義務教育最終学年における公民授業に焦点を当てて―
 伊藤真生(飛島村立飛島学園)
 真島聖子(愛知教育大学)
・社会科教師の授業観の形成プロセスとそのメカニズムに関する研究
 ―複線径路等至性モデル図による分析に基づいて―
 張傳博(筑波大学大学院)
・戦後初期横浜市における中学校社会科カリキュラムに関する考察
 斉藤仁一朗(東海大学)
・Society5.0における市民性教育の検討―デジタル・シティズンシップの視点から―
 木下祥一(環太平洋大学)
・社会科授業における熟議をどのように実現するか?
 ―米国ワシントン州社会科教師スタンダードと学習スタンダードの関係を手がかりに―
 堀田諭(埼玉学園大学)
 川口広美(広島大学)

第2分科会 司会:小貫篤(埼玉大学)・木村勝彦(茨城大学)
・「アライ」の育成をめざすインクルーシブ社会科授業の提案
 ─川崎バス闘争を教材にした高校公民科単元の開発・実践を通して―
 久保美奈(広島大学大学院)
・「生徒の声」に基づく校則見直し活動の意義と課題―県立A高等学校の事例から―
 久保園梓(筑波大学)
 村松灯(帝京大学)
 大脇和志(筑波大学大学院)
・「きまりづくり」体験活動の教育的効果
 菊池八穂子(名古屋学院大学)
・地域と連携した主権者教育を進めることの意義と特質
 ―岡山県公立高等学校における事例を通して―
 山田凪紗(岡山大学大学院)
・ロシアによるウクライナ侵略の授業化
 ―原因と解決策,戦争犯罪,「もし日本が侵略されたら」の視点から―
 松井克行(西九州大学)

第3分科会 司会:桐谷正信(埼玉大学)・保立雅紀(愛知教育大学)
・高校生の政治意識の計量分析―大学生の政治意識との関連に向けて―
 吉田剛(宮城教育大学)横山奈緒子(仙台市立錦ケ丘中学校)
・「公共的な空間」の位相
 今陽童(埼玉県立大宮東高等学校)
・高等学校における主権者教育の効果に関する分析―投票意欲の規定要因を探る―
 市島宗典(岩手県立大学)
・地域連携に基づく市民性教育におけるコーディネーターの意義と役割
 ―島根県の高等学校の取り組みを事例として―
 波多野雅俊(岡山大学大学院)

第4分科会 司会:栗原久(東洋大学)・吉村功太郎(宮崎大学)
・経済的な見方・考え方を育てる小学校社会科授業構成
 ―スーパーマーケットの価格設定に着目して―
 坂井冴耶佳(香川県高松市立屋島西小学校)
・市民としての生き方在り方を考えさせる小学校社会科単元開発研究
 ―第6学年小単元「ファストファッションで考える未来の社会」を事例として―
 福田友香(岡山大学大学院)
・小学校経済学習における新任教員の成長に関する一考察―先輩教員の優れた授業の継承と発展―
 鈴木正行(香川大学)
 坂井冴耶佳(香川県高松市立屋島西小学校)
・経済的な見方・考え方を働かせる小学校社会科学習
 ―米づくりのさかんな地域の学習を事例として―
 那須章浩(名古屋市立八熊小学校)
 真島聖子(愛知教育大学)

第5分科会 司会:桑原敏典(岡山大学)・小松伸之(清和大学)
・社会的課題に対する「当事者意識」を育成する公民科科目の年間授業計画の策定
 ―「社会的な見方・考え方」の深まりに着目して―
 渥美利文(東京都立農芸高等学校)
・社会をつくり引き受ける力を育成する『公共』のあり方
 阿部哲久(広島大学附属中・高等学校)
【発表中止】勝部真長の社会科教育論―新制高校社会科における倫理的内容の追加をめぐって―
 岡崎優作(つくば開成学園高等学校)

・高校生を対象とした倫理学的思考の教示法についての一考察
 中谷常二(近畿大学)

第6分科会 司会:中原朋生(環太平洋大学)・宮崎三喜男(東京都立田園調布高等学校)
・多様性を受け入れるシティズンシップ教育カリキュラムの研究
 ―カナダ・オンタリオ州社会科の「Bigidea」に着目して―
 周星星(岡山大学大学院)
・小学校における倫理教育の可能性
 ―ドイツ・テューリンゲン州基礎学校における教科「倫理」を参考に―
 原宏史(東海学園大学)
・論争問題学習において子どもが当事者になることの意味
 ―社会的マイノリティーを生かすカリキュラム論の視点から―
 岡田泰孝(元お茶の水女子大学附属小学校)
・持続可能な社会参画をEmpowerする高校生Consortium構築の一実践例
 大滝修(東京経済大学)

シンポジウム【テーマ】
社会に主体的に参画できる力を育成するこれからの公民教育の在り方~Society5.0に焦点をあてて~

登壇者
コーディネーター
 田村 徳至 (信州大学)
指定討論者
 唐木 清志 (筑波大学)
 樋口 雅夫 (玉川大学)

・地域社会の課題解決の担い手の育成を目指す公民教育の授業づくり
 ―人的・物的資源の活用に着目して―
 井上 昌善 (愛媛大学)
 岩崎 圭祐 (鹿児島大学)
・「各国の文脈」を踏まえた論争問題学習の教育的意義
 ―日本とフィリピンを結んだ「遠隔授業」を事例にしてー
 橋本 康弘 (福井大学)
 兼松かおり・松村一太朗 (福井県立若狭高等学校)
・公民教育における個別最適な学びと協働的な学びの一体化方略
 ―海外 (米国カリフォルニア州)の事例を中心に―
 鴛原 進 (愛媛大学)


第31回日本公民教育学会全国研究大会
[社会の課題について考え,主体的に行動する力をどのように育てるのか-必修科目「公共」につながる実践を問う-]

1 期日 2021年6月20日(日)
2 会場 大阪教育大学(オンライン開催)
3 発表内容
自由研究発表
第1分科会 司会:唐木清志(筑波大学)・樋口雅夫(玉川大学)
・「良い」公民教育の実践はなぜ難しいのか
 -公民教師としての葛藤に注目して-
 奥村尚(広島大学大学院)
・高等学校社会「現代社会」への取り組み
 -1978年の学習指導要領告示から82年の授業開始まで-
 太田正行(明治学院大学非常勤講師)
・「公共」基本的原理を活用した大項目Cの単元開発
 -課題発見から解決策の提案までを含む防災学習を事例に-
 増本真也(静岡県立浜松江之島高等学校)
・地域課題の軸について
 -北海道を例に「公共」のために-
 前田輪音(北海道教育大学)
・社会的課題を考察する公民科授業における「当事者意識」の育成の重要性
 -「沖縄」に関する10年間のレポート記述分析に基づいて-
 渥美利文(東京都立農芸高等学校)

第2分科会 司会:栗原久(東洋大学)・田村徳至(信州大学)
・子どもの社会認識の形成を目指す単元開発
 -中学校2年生を対象に-
 呂光暁(仙台白百合女子大学)金原洋輔(愛知県みよし市立南中学校)
・主権者教育の実践
 -高校での模擬選挙、ディベートの一試案-
 水野悟(三重大学非常勤講師)
・憲法学習が遺した基点
 -戦後60年代までの教研集会社会科実践レポートが教える教訓-
 後藤雅彦(静岡福祉大学)
・西オーストラリア州における18歳市民力の育成法
 -中等公民系選択科目「政治と法」の内容分析を中心として-
 松井克行(西九州大学)
・中学校社会科公民分野「効率」と「公正」概念に関する政治学的考察
 -「対立」を「合意」に導く民主的プロセスには何が必要か-
 石田雅樹(宮城教育大学)

第3分科会 司会:桐谷正信(埼玉大学)・升野伸子(筑波大学附属中学校)
・行動経済学の知見を取り入れた金融教育に関するゲーム教材開発とその効果の実証研究
 大塚雅之(大阪府立三国丘高等学校)
・教科書のなかの「市場」と現実の「市場」はなぜ異なるのか?
 柴田透(新潟大学)
・社会参加を促す学校教育の回路
 -中学生を対象とした混合研究調査から-
 小栗優貴(広島大学大学院)
・中学公民の経済分野に関するアンケート調査
 -高校との相違も踏まえて-
 金子浩一(宮城大学)
【発表中止】高校生の寄付行為に対する意識と教材開発に向けた課題の把握
 高橋勝也(名古屋経済大学)


第4分科会 司会:桑原敏典(岡山大学)・中平一義(上越教育大学)
・多角的に思考する力を育てる政治教育
 -大阪都構想住民投票を題材に-
 関本祐希(大阪府立市岡高等学校)
・論争問題の公正な解決に向けた公民科単元の特質
 -W.C.Parker「公共政策熟議モデル」を手がかりに-
 野瀬輝(広島大学大学院)小野創太(広島大学大学院)
ドイツにおける論議性に基づく政治教育の実践
 -民主主義を守る教育とその課題-
 今泉尚子(早稲田大学大学院)
米国社会科成立期の公民教育方法論のオールタナティヴを求めて
 -TheTeachingofCivicsとTheTeachingofCommunityCivicsの比較からみるグローバル性-
 鴛原進(愛媛大学)

第5分科会 司会:小松伸之(清和大学)・藤瀬泰司(熊本大学)
・倫理学を活用する新科目「公共」の教材作成について
 中谷常二(近畿大学)
・国際政治学の成果を踏まえた小学校社会科授業の開発
 -単元「科学・技術と私たち」を事例として-
 吉川修史(兵庫県加東市立社小学校/広島大学大学院)
・アメリカ社会科の社会正義論における「インクルージョン」の位置
 -M.C.ヌスバウムのケイパビリティ・アプローチを手がかりに-
 早瀬博典(筑波大学大学院)
・行政訴訟の学習
-ワクチン接種における「国家補償の谷間」-
 小貫篤(筑波大学附属駒場中・高等学校)

シンポジウム 社会の課題について考え,主体的に行動する力をどのように育てるのか
 ―必修科目「公共」につながる実践を問う―
コーディネーター
 峯 明秀(大阪教育大学)
 桑原 敏典(岡山大学)
指定討論者
 橋本 康弘(福井大学)
・公共と社会参画の主体形成の課題
 -公共教科書を眺めて-
 杉浦真理(立命館宇治中学校・高等学校)
・新科目「公共」は何をもたらすのだろうか?
 -学習コミュニティ、授業研究、教員養成・教員研修-
 鮫島京一(奈良女子大学附属中等教育学校)
・社会問題提起学習の意義と課題
 -中学校社会科公民的分野小単元「学校は安全か」の開発を通して-
 横川和成(西脇市立西脇南中学校)



日本公民教育学会全国研究大会[18歳選挙権施行後の主権者育成のための公民教育の在り方]
1 期日 2020年9月13日(日)
2 会場 信州大学松本キャンパス
※ 日本公民教育学会全国研究大会(信州大会)は、新型コロナウイルス感染の影響により中止となりました。

詳細はお知らせ(PDFファイル)をご覧ください。

第30回日本公民教育学会全国研究大会[18歳成人時代の「公共」と公民教育]
1 期日  2019年6月23日(日)
2 会場  九州大学伊都キャンパス
  詳細は一次案内(PDFファイル)二次案内(PDFファイル)をご覧ください。
3 発表内容
自由研究発表
第1分科会 司会 竹島 博之(東洋大学)・吉村 功太郎(宮崎大学)
・社会科における人間の安全保障の取り扱いの特色
 ―社会科教科書の現代社会の諸課題に関する記述の分析を通して―
 石川 晃啓(静岡大学)
・「天皇」をどう教えるか
 ―中学校社会科公民的分野を中心に―
 森 一郎(園田学園女子大学)
・社会を創る主権者の基盤育成
 ―第4学年「自然災害から人々を守る」を事例として―
 植田 真夕子(愛知県弥富市立日の出小学校)
・成立期の社会科における「社会生活の民主化」に関わる内容の取扱い
 ―「学校教育」に関する内容の場合―
 釜本 健司(新潟大学)
・高校紛争と社会科教育
 太田 正行(慶應義塾大学)
第2分科会 司会 谷口 和也(東北大学)・藤瀬 泰司(熊本大学)
・「『公』へ提言し,『共』に参画をめざす実践」研究
 大滝 修(茨城県立取手第一高等学校)
・子どもの社会参加を柱とした社会科の授業実践:
 「公園ってどんなところ?―誰もが利用しやすい公園にしよう―」の学習を通して
 野嵜 雄太(相模原市立新町中学校)
・中等社会科教育における生徒参画型授業開発 ―ボランティアの教材化を通して―
 杉田 進太朗(岡山大学大学院)
・子どもの政治意識の形成過程からみる小学校社会科政治教育の課題
 ―質問紙調査に基づく政治的社会化研究の再検討を通して―
 大脇 和志(筑波大学大学院)
 唐木 清志(筑波大学)
・選挙や政治へ参加する姿勢や態度を育成する主権者教育
 ―自己効力感とカリギュラ効果に注目して―
 高橋 勝也(名古屋経済大学)
第3分科会 司会 鈴木 隆弘(高千穂大学)・升野 伸子(筑波大学附属中学校)
・起業と金融に関わる「公共」の単元開発
 大塚 雅之(大阪府立三国丘高等学校)
・「希少性」と市場経済をどう教えるか
 阿部 哲久(広島大学附属中・高等学校)
・中学校社会科における経済教育の授業実践研究
 ―宅配便と私たちの生活に関わる「同時性」と「社会的包摂」に着目して―
 松村 謙一(三重大学教育学部附属中学校)
・「見方・考え方」と中学校経済教育 ~『経済教育』における授業実践の分析を通して~
 関本 祐希(大坂府立市岡高等学校)
・学習指導要領の変化から見た小学校社会科教育の方向性 ―経済学習を中心として―
 呂 光暁(仙台白百合女子大学)
第4分科会 司会 坪田 益美(東北学院大学)・橋本 康弘(福井大学)
・小学校主権者教育における IAT を用いた潜在的女性観の抽出
 秋田 真(松本大学)
・資質・能力とシティズンシップ育成を目指すオーストラリアの社会科教育
 ―小学校と教育リソースの授業事例の分析を中心に―
 酒井 喜八郎(南九州大学)
・アメリカにおける「物語」を活かした公民教育プログラムの特徴
 ―Cops & Kids を事例として―
 早瀬 博典(筑波大学大学院)
・社会科教育における Project Based Learning の方法に関する研究
 ―米国の Project Based Learning の理論を手がかりにスタンダードとの関係に着目して―
 木下 祥一(北九州市立大学)
・社会科環境学習の経年的調査を基に構築する「教育のしくみ」
 ―公民的資質獲得への架橋を促す第三者評価による可能性―
 竹澤 伸一(名古屋産業大学)
第5分科会 司会 磯山 恭子(静岡大学)・高田 敏尚(京都教育大学附属高等学校)
・問題提起力の育成を目指した中学校社会問題学習の構成原理
 ―中学校公民的分野小単元「エアコンの使用方法を考えよう」の開発を通して―
 横川 和成(兵庫県西脇市立西脇西中学校)
・差異に着目した高校公民科の単元開発
 眞所 佳代(日本体育大学大学院)
・社会契約説をシミュレーションする授業案
 今 陽童(川村中・高等学校)
・外国人に対する法の教育方策と公民教育の視点
 久保山 力也(大分工業高等専門学校)
・効率・公正・共生と基本的人権から生き方・在り方を考える社会科公民授業の開発
 ―障害者の高校入試不合格及び特殊学級入級処分取消訴訟を題材として―
 鈴木 正行(香川大学)
第6分科会 司会 鴛原 進(愛媛大学)・樋口 雅夫(玉川大学)
・校訓「文武両道」がめざす人間観と近世日本思想の関わり
 ―武士道の現代的解釈からみた倫理観の考察―
 大橋 弘志(岐阜県立不破高等学校)
・多元共存社会のあり方を考える教材開発―清の東部ユーラシア統治を通して―
 三浦 朋子(亜細亜大学) 青山 治世(亜細亜大学)
・電子ポートフォリオを活用した授業の工夫
 田中 博章(愛知教育大学附属高等学校)
・教職科目「公民科教育法」のデザイン
 松澤 徹(東京都立国立高等学校)
・高等学校における公民科と総合的な学習の時間の連携の必要性
 ―学習者と指導者のアンケート結果を踏まえて―
 奥田 智(日本大学)
②シンポジウム 18歳成人時代の「公共」と公民教育
報告者
 奥谷 めぐみ(福岡教育大学)
 18歳成人時代を見据えた学校消費者教育 ―家庭科と公民科の役割―
 甲木 真哉(弁護士)
 「公共」・公民教育における刑事手続きと少年法
 斉藤 雄次(名古屋市立大学大学院)
 18歳成人に求められる政治的シティズンシップの育成と「公共」・公民教育
 石松 久美(福岡県立京都高等学校)
 社会参画への意欲を高める主権者教育の実践 ―探究活動との連携を通して―
指定討論者
 唐木 清志(筑波大学)
 川口 広美(広島大学)
コーディネーター
 施 光恒(九州大学)
 陳 思聡(九州大学)
 蓮見 二郎(九州大学)



第29回日本公民教育学会全国研究大会[新科目「公共」を実りあるものにしていくために]
1 期日 2018年(平成30年)6月10日(日)
2 会場 宮崎大学
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 谷口和也(東北大学) 永田忠道(広島大学)
・規範倫理学における議論と二重過程理論をふまえた「公共の扉」の授業モデル開発
 阿部哲久(広島大学附属中・高等学校)
・社会科における「社会的・情動的学習」の特性-M.E.McGuireのストーリーパスを事例として
 早瀬博典(筑波大学大学院)
・哲学対話におけるファシリテーターとしての教師の実践知
 -ファシリテーターへのインタビューを手がかりに-
 得居千照(筑波大学大学院)
・成立期の中等学校社会科における政治に関する判断力の特質-学習指導要領の検討を中心として-
 釜本健司(新潟大学)
第2分科会 司会 中原朋生(環太平洋大学) 水山光春(青山学院大学)
・分断社会の解消を目指した主権者教育の構想
 -「寛容」をキーワードとする継続的なプログラムの開発を目指して-
 山田真珠(岡山大学大学院)
 山田凪紗(岡山大学大学院)
・新科目「公共」と中学校社会科公民的分野の学習における繋がりについての一考察
 -価値観形成学習による政治的効力感の涵養をめざして-
 有山明利(京都府宇治市立北宇治中学校)
・中学校社会科公民的分野と高等学校公民科公共を接続する社会科授業の開発
 -「対立と合意」・「効率と公正」・「希少性」と「幸福・正義・公正」の接続に着目して-
 原宏史(東海学園大学)
・[子どもてつがく]における評価のあり方を考える
 岡田泰孝(お茶の水女子大学附属小学校)
・社会科教育における市民リテラシー再考
 -実生活での活用場面と組み合わせた社会参加技能の直接的指導-
 峯明秀(大阪教育大学)
第3分科会 司会 鴛原進(愛媛大学) 蓮見二郎(九州大学)
・香港のシティズンシップ教育における批判的思考力の育成
 高校課程「通識教育科(LiberalStudies)」の実践面を手がかりに
 中井智香子(香港大学華正中国教育研究センター)
・思考過程を組み込んだ高等学校公民科「現代社会」の授業改善
 -「ストーリープリント」の開発と実践を通して-
 大塚星来(宮崎県立宮崎工業高等学校)
・新科目「公共」における金融を通した社会参画について
 ~中学校・高等学校における金融経済教育の実態調査結果を踏まえて~
 西村公孝(鳴門教育大学)
 鎌田賢一郎(日本証券業協会)
・心理的リアクタンスを克服する経済学習の構成-行列のできるラーメン店を考察する-
 高橋勝也(名古屋経済大学)
・公民的資質評価のパラダイム転換-「社会貢献履歴」に対する「GRIT尺度分析」を用いて-
 竹澤伸一(名古屋産業大学)
第4分科会 司会 唐木清志(筑波大学) 鈴木隆弘(高千穂大学)
・地域に対する初期イメージのレディネス分析による地域学習のカリキュラム・マネジメント
 -総合的な学習の時間「宇治学」第6学年「『ふるさと宇治』の魅力大発信」を事例に-
 橋本祥夫(京都文教大学)
・政治的主体化した市民の育成を目指す社会科授業の内容構成研究
 神野幸隆(広島大学大学院/東広島市立河内西小学校)
・現代の諸課題を探求する学習指導の工夫
 〜総合的な学習の時間における思考ツールを用いた授業実践から〜
 塙枝里子(東京都立府中東高等学校)
・公民学習における模擬国民投票と憲法改正案の教材化に関する一考察
 -真正の学びと政治的中立性の狭間で-
 鈴木正行(香川大学)
・大学における主権者教育の実践-NIIGATA選挙カレッジによる意思決定型学習-
 田中一裕(新潟大学)
第5分科会 司会 井上奈穂(鳴門教育大学) 小貫篤(筑波大学附属駒場中高等学校)
・公共性の吟味・再構築をめざす単元開発の研究
 -高等学校公民科単元「東京ゴミ戦争」を事例として-
山岸佳意(岡山大学大学院)
・生徒が多数決を相対化する選挙制度批判学習の授業開発
 -社会的選択理論の成果を活用して主権者としてのリテラシーを高める授業の実践研究-
 藤瀬泰司(熊本大学)
・主権者教育授業実践の提案-ディベート型模擬選挙について-
 小島江津子(千葉県立白井高等学校)
・現代社会を考察する見方や考え方の総合化を目指す公民科授業とその課題
 -学年末考査「卒業論文」の答案分析を手掛かりとして-
 渥美利文(東京都立農芸高等学校)
・高等学校公民科新科目「公共-持続可能な社会づくりの主体となる私たち」における単元と評価法の開発
 -教材「西淀川の経験から考える市民力」,「あなたのまちで公害が起きたら」を手がかりとして-
 松井克行(西九州大学)
第6分科会 司会 磯山恭子(静岡大学) 品川勝俊(兵庫県立尼崎高等学校)
・「切実な問題」をともに探求する『公共』への試み
 大滝修(茨城県立取手第一高等学校)
・社会問題を深く考えさせる公民科教育の授業開発
 -情緒的・感覚的な判断から事実に基づいた論理的判断へ-
 吉村功太郎(宮崎大学)
 川末修(宮崎県立宮崎農業高等学校)
・トータルな『国際政治』カリキュラムの提案
 野島大輔(関西学院千里国際中・高等部)
・新科目「公共」授業試案-人権宣言を手がかりに深い学びを試みる-
 高田敏尚(京都教育大学附属高等学校)
・特別支援学校における主権者教育の在り方
 -知的障碍をもった子どもたちを対象とした授業実践-
 橋本康弘(福井大学)
 野坂佳生(金沢大学・弁護士)
②シンポジウム
テーマ 新科目「公共」を実りあるものにしていくために
報告者:  栗原久(東洋大学)
 桐谷正信(埼玉大学)
 胤森裕暢(広島経済大学)
 宮崎三喜男(東京都立国際高等学校)
指定討論者:樋口雅夫(玉川大学)
 溝口和宏(鹿児島大学)
コーディネーター:桑原敏典(岡山大学)
 吉村功太郎(宮崎大学)


第28回日本公民教育学会全国研究大会[学習指導要領の改訂と新時代の公民教育]
1 期日 2017年(平成29年)6月24日(土)
2 会場 東海学園大学・名古屋キャンパス
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 的場正美(東海学園大学) 磯山恭子(静岡大学)
・主権者としてのリテラシーを高める授業の実践研究-教科の枠をこえたアクティブ・ラーニング
 大滝修(茨城県立取手第一高等学校)
・主権者教育の課題解決に向けての公民科教育の在り方
 堂徳将人(北海商科大学)
・小学校社会科政治学習における「子どもの貧困」問題の教材化
 松井克行(西九州大学)
・「子ども・若者の声」を育成する市民性教育の実践方略-米国イリノイ州シカゴ市を事例に-
 久保園梓(筑波大学大学院)
・主権者教育における保守主義的側面-地域,国,世界に対する責任や義務をいかに教えるべきか-
 施光恒(九州大学)
第2分科会 司会 伊藤健治(東海学園大学) 渥美利文(東京都立農芸高等学校)
・法意識の体系的形成をめざす歴史・公民的分野の教材開発
 ―授業実践・教科専門・教科教育担当者の協働を通して―
 鈴木正行(香川大学)
・高等学校「現代社会」の終焉と公民教育
 池田幸也(常磐大学)
・「18歳成人」に求められる資質・能力の明確化に関する一考察-「消費者市民社会」概念に着目して-
 樋口雅夫(国立教育政策研究所)
・主権者教育と柳田國男-柳田社会科の再検討を通して-
 新井明(上智大学)
第3分科会 司会 栗原久(東洋大学) 三輪昭子(愛知学泉大学)
・教員養成大学における租税教育-税の意識と公共性-
 真島聖子(愛知教育大学)
・中大連携によるキャリア教育活動を通した公民としての資質・能力の育成
 佐藤央隆(名古屋市立はとり中学校)・真島聖子(愛知教育大学)
・公民経済分野における説明手法の実態調査
 金子浩一(宮城大学)
・分業と交換の視点を取り入れた中学校公民科の授業開発
 阿部哲久(広島大学附属中・高等学校)
第4分科会 司会 太田正行(慶應義塾大学) 鈴木隆弘(高千穂大学)
・高等学校公民科におけるアクティブ・ラーニングの授業実践~CS分析(多変量解析)を用いて~
 田中博章(愛知教育大学附属高等学校)
・倫理的分野の学習における「価値観の揺らぎ」の意義-新科目「公共」の導入を踏まえて-
 山本智也(筑波大学駒場中・高等学校)
・公民科と物理の教科間連携のあり方-AIを通して人とは何かを考える実践を通して-
小貫篤(筑波大学駒場中・高等学校)・金森陽(東京都立雪谷高等学校)
第5分科会 司会 唐木清志(筑波大学) 蓮見二郎(九州大学)
・選挙年齢の引き下げに伴う政治や選挙に関する意識調査―社会科における政治的教養教育-
 吉田剛(宮城教育大学) 横山奈緒子(宮城教育大学大学院生)
・シティズンシップ教育における「政治」-政治的リテラシー再考-
 井之口智亮(早稲田大学現代政治経済研究所)
・社会科における情意的判断力の研究-道徳教育を参考に-
 水山光春・三品知恵(京都教育大学)
・社会参加能力の育成を目指す中学校社会科授業
 水山光春・曽我将司(京都教育大学)
②課題研究発表
課題研究Ⅰ新学習指導要領を踏まえた公民教育の展開
コーディネーター:大澤克美(東京学芸大学)桐谷正信(埼玉大学)
報告者 小学校:永田忠道(広島大学)神野幸隆(元広島大学附属東雲小学校)
 中学校:橋本康弘(福井大学)上園悦史(東京学芸大学附属竹早中学校)
 高等学校:西村公孝(鳴門教育大学)品川勝俊(兵庫県立尼崎高等学校)
課題研究Ⅱ「公民的資質をどう評価するか」
コーディネーター:竹澤伸一(名古屋産業大学)原宏史(東海学園大学)
報告者 :田本正一(山口大学)
 伊澤直人(愛知県西尾市立一色中学校)
 佐藤亨(東京都立北豊島工業高等学校)
 伊藤雅一・許容瑜(名古屋産業大学GreenSocialBusinessチーム)



第27回日本公民教育学会全国研究大会
[18歳選挙権時代の公民教育の課題を考える-学習指導要領の改訂を視野に入れて-]

1 期日 2016(平成28)年6月19日(日)
2 会場 鳴門教育大学
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 栗原久(東洋大学) 升野伸子(筑波大学附属中学校)
・不登校・ひきこもり・若者の貧困を克服するためのスタディケアと社会参画の試み
 大滝修(茨城県立取手第一高等学校)
・アクティブ・ラーニング型授業で行う市民性教育(主権者教育)
 長束倫夫(千葉県立浦安南高等学校)
・高等学校公民科におけるメディア・リテラシーの涵養
 -ネットニュースが与える影響について-
 田中一裕(新潟県立新潟江南高等学校)
・主権者教育の現状
 藤井剛(明治大学)
・今こそ、高校生とCSRを考える教材開発を
 -高等学校でのCSRの教材化に関する一考察-
 三輪昭子(愛知学泉大学)
第2分科会 司会 米田豊(兵庫教育大学) 鈴木隆弘(高千穂大学)
・経済的合理性の視点を組み込んだ小学校社会科授業の開発
 -第4学年「わたしたちの県農業のさかんな淡路島」を事例として-
 松浪軌道(西宮市立名塩小学校・兵庫教育大学大学院)
・社会の一員としての考え方から参画意識形成につなげる授業方略
 神野幸隆(広島大学附属東雲小学校・広島大学大学院)
・当事者性と公共性を結ぶ中学校社会科公民的分野の単元開発
 -定住外国人子女の教育・進路問題に着目して-
鈴木正行(香川大学)
・小学校段階における「子どもの貧困」問題の教材化
 松井克行(西九州大学)
・女性への政策を女子高生が考える-政策づくり(女性政策編)の政策評価-
 華井裕隆(埼玉県立いずみ高校・筑波大学大学院
第3分科会 司会 渥美利文(東京都立農芸高等学校) 橋本康弘(福井大学)
・アフリカ・ケニアで国際貢献、国際協力を自ら考察する社会科・公民科授業開発
 ~「知のモデル化」理論を活用して~
 髙橋勝也(東京都立武蔵高等学校附属中学校)
・主権者教育における高等学校公民科と総合的学習の時間との連関
 田中博章(愛知教育大学附属高等学校)
・歴史学習における主権者教育の試み~世界史Bで「多民族の共生」を考える~
 黒田和義(岡山県立岡山芳泉高等学校)
・出生前診断における産ませる性の責任の考察
 -高等学校公民科現代社会における教材化の可能性-
 明壁佳樹(愛知教育大学大学院)
・公民・経済分野における模擬取引の考察-市場・通貨量・環境問題を事例に-
 金子浩一(宮城大学)
第4分科会 司会 粟谷好子(広島大学附属中・高等学校) 磯山恭子(静岡大学)
・ブルーベイカーのシティズンシップ論からみたわが国の市民性教育の特質と課題
 出野誉大(岡山大学大学院)
・フランスのイスラム系私立学校における公民教育の葛藤
 橋本一雄(中村学園大学短期大学部)
・フランスにおけるペイヨン法と道徳・市民教育カリキュラム
 大津尚志(武庫川女子大学)
・「社会科社会」の成立とその実践-都立高校の実践を中心に-
 太田正行(慶應義塾大学)
・戦前期日本の中等学校段階における公民訓練論の変容-文検公民科試験問題を手がかりとして-
 釜本健司(新潟大学)
第5分科会 司会 保立雅紀(東京工業大学附属科学技術高等学校) 吉村功太郎(宮崎大学)
・災後社会の見方考え方をはぐくむ社会科公民の実践研究
 -東日本大震災の被災地における防潮堤建設を「効率」と「公正」から問い直す-
 後藤雅彦(新潟市立白根中学校)
・政治的リテラシーと道徳性(1)-英国シティズンシップ教育の抱える本題-
 谷口和也(東北大学)
・シティズンシップ教育としてのESD-プロジェクトESICSの理論的基盤-
 谷口和也(東北大学)
 中野瑛亮子(東北大学教育学部)
・中学校社会科教師の教科観の形成とその特質に関する研究-インタビュー調査にもとづいて-
 岡島春恵(岡山大学大学院)
・公民的資質育成をめざすケースメソッドの活用~ライフヒストリー研究を基盤にして~
 竹澤伸一(名古屋商科大学)
第6分科会 司会 品川勝俊(兵庫県立尼崎高等学校) 水山光春(京都教育大学)
・批判的研究としての社会問題学習の授業構成
 土肥大次郎(長崎大学)
・論争問題学習において、教師はどのように意見表明をしているか
 -社会科・公民科教師のインタビュー調査に基づいて-
 岩崎圭祐(岡山大学大学院)
・社会問題を論じることの学習者の困難性-高校生の小論文の分析を通して-
 河村哲太(広島大学大学院)
・意志決定型社会科授業を創造する授業評価論
 -GTMAとポートフォリオを組み込んだ小学校社会科授業分析による評価-
 小野間正巳(関西福祉大学)
・H.Werner-Kuhnの解釈学的授業分析の枠組みと方法
 的場正美(東海学園大学)
②課題研究発表
第1課題「学習指導要領の改訂における公民科新科目「公共(仮称)」を考える」
 コーディネーター 桑原敏典(岡山大学)
 指定討論者    吉村功太郎(宮崎大学)
 発表者      樋口雅夫(国立教育政策研究所)
 保立雅紀(東京工業大学附属科学技術高等学校)
 横川和成(兵庫県西脇市立西脇中学校)
 桑原敏典(岡山大学)
第2課題「18歳選挙時代の主権者教育を考える」
コーディネーター 西村公孝(鳴門教育大学)
発表者      仲村秀樹(東京都江東区立東陽中学校)
 三木野博之(徳島県立城西高等学校)
 林俊太(愛知県新城市役所企画部まちづくり推進課若者政策係)
 西村公孝(鳴門教育大学)
第3課題「『見方や考え方』を育てる社会科・公民科授業を考える」
コーディネーター 唐木清志(筑波大学)
発表者      上野敬弘(東京都豊島区立清和小学校)
 金原洋輔(愛知県みよし市立三好中学校)
 井上昌善(兵庫県神戸市立伊川谷中学校)



第26回日本公民教育学会全国研究大会[社会的諸課題に対する「見方や考え方」を育む公民教育]
1 期日 2015(平成27)年6月13日(土)
2 会場 高千穂大学西永福キャンパス
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 猪瀬武則(日本体育大学) 升野伸子(筑波大学附属中学校)
・学習指導要領改訂による公民・経済分野の新出項目の考察
 金子浩一(宮城大学)
・電力市場完全自由化に関する学習指導-市場における公正な競争を考える-
 保立雅紀(兵庫教育大学連合大学院,東京工業大学附属科学技術高等学校)
・ビジネスゲームにおける協働的活動の認知的意味-レストランゲームのプロトコル分析より-
 福田正弘(長崎大学)
・社会系教科における「子どもの貧困と社会的排除」に関する授業実践の分析と開発
 松井克行(西九州大学)
・現代社会を主体的に考察する見方や考え方を身に付けさせる授業とその課題
 -単元「ルワンダ内戦から人種・民族問題を考える」を事例として-
 渥美利文(東京都立小岩高等学校)
第2分科会 司会 永田忠道(広島大学) 原宏史(東海学園大学)
・通信事業技術者に対する公民教育の歴史的変遷過程~占領期を中心に~
 加藤敬之(名古屋大学大学院,愛知県立五条高等学校)
・論争問題の授業から18年後の公民的資質~環境の番人のライフヒストリー~
 竹澤伸一(名古屋商科大学)
・高等学校「一般社会」「時事問題」の廃止と社会科「社会」の成立
 太田正行(慶應義塾大学)
・生活綴方と社会科・公民教育-3・11震災後、公民教育(史)を問い直すために-
 土屋直人(岩手大学)
・公民教育における哲学教育の可能性-哲学対話の実践から-
 新井明(上智大学)
第3分科会 司会 蓮見二郎(九州大学) 三浦朋子(亜細亜大学)
・高校「現代社会」の授業で「政策」を考える-発表する力と記述する力を伸ばすための試み-
 松澤徹(東京都立国立高等学校)
・ドイツ政治教育における授業記録の分析枠組
 的場正美(東海学園大学)
・生徒の参加を促す教科間連携のあり方-東北の防潮堤建設問題を例にして-
 加納隆徳(帝京大学)
・政策教育における合意形成手法について
 磯崎育男(千葉大学)
・社会参画学習における政治的リテラシーの育成-プロジェクトシチズンの再評価-
 峯明秀(大阪教育大学)
第4分科会 司会 水山光春(京都教育大学) 吉村功太朗(宮崎大学)
・市民性育成を目指した歴史教育論分析枠組みの再検討
 -民主主義と学問規範を軸とする米国の研究者の論を手がかりとして-
 鈩悠介(岡山大学大学院)
・批判的社会参画学習としての中学校社会科授業構成
 -公民的分野小単元「生徒会における募金活動について考える」の開発を通して-
 大西智也(岡山大学大学院)
・「国際理解教育」の推進におけるNPOとの協同指導
 -国際「社会生活」から杉総「国際ボランティア」への実践指導-
 藤野明彦(東京都立杉並総合高等学校)
・歴史教育における市民性育成の国際比較
 -日中韓の歴史教科書記述の分析をふまえて-
 桑原敏典(岡山大学)○金璐(岡山大学大学院)
第5分科会 井上奈穂(鳴門教育大学) 磯山恭子(静岡大学)
・他者の信念理解に基づく社会問題学習のあり方
 -文学的作品を取り入れた小学校社会科単元開発を通して-
 夏川真名(岡山大学大学院)
・NIE入れた小学校社会科カリキュラムの改革-情報読解力の育成をめざして-
 橋本祥夫(京都文教大学)
・統計の正当性を疑う社会問題学習の提案
-中学校社会科小単元「『少年犯罪凶悪化』は本当か?」を事例として-
 岩﨑圭祐(岡山大学大学院)
・「バリュースケールを用いて価値観変容のメタ認識化をはかる」高等学校公民科授業実践
 田中一裕(新潟県立新潟江南高等学校)
②基調講演「哲学対話の可能性-社会と教育を結ぶひとつの実践として-」
齋藤元紀(高千穂大学)
③課題別ラウンドテーブル
○グループ1「若者の貧困と社会的排除」
コーディネーター 太田正行(慶応義塾大学)
コメンテーター  齋藤元紀(高千穂大学)
・豊かさと貧困について考え社会に提案する公民科倫理の実践-A・センの思想を用いて-
 小貫篤(東京都立雪谷高等学校)
・社会の中の青年期の学習を通じて自己の生き方を考える
 富塚昇(東京都立立川高等学校)
○グループ2「超少子高齢化と社会保障」
コーディネーター 磯山恭子(静岡大学)
・超少子高齢化社会におけるシティズンシップの育成の基礎理論
 井柳美紀(静岡大学)
・超少子高齢化社会における社会科授業づくりの方向性
 磯山恭子(静岡大学)
・社会科における超少子高齢化社会の授業試案
 清侑太郎(静岡大学教育学部附属静岡中学校)
○グループ3「東日本大震災からの復興支援」
コーディネーター 谷口和也(東北大学)
・市民性教育としての防災教育―防災教育のアクティビティ―
 谷口和也(東北大学)
・効率と公正から見た復興支援―防潮堤問題を考える
 後藤雅彦(新潟市立白根第一中学校)
・今,復興支援を学ぶ意味は何か?
 佐藤幸也(関東学院大学)
・公民教育の教材としての復興支援
 金子浩一(宮城大学)
○グループ4「地方の衰退と町づくり」
コーディネーター 桑原敏典(岡山大学)
コメンテーター  井上奈穂(鳴門教育大学)
・若者が考え,行動する地域づくりワークショップとは?
 桑原敏典(岡山大学)渡部竜也(東京学芸大学)
○グループ5「財政危機と金融政策」
コーディネーター 栗原久(東洋大学)
・価値判断力の向上を目指す社会科単元構成
 -社会保障制度に関する「効率・公正」の概念に着目して-
 田村徳至(信州大学)
・金融危機における金融政策
 保立雅紀(兵庫教育大学連合大学院,東京工業大学附属科学技術高等学校)
○グループ6「限りある資源とエネルギー政策」
 コーディネーター吉村功太郎(宮崎大学)
・「政治的リテラシー」を涵養する社会科学習~原発の再稼働は誰が決めるのか~
 岡田泰孝(お茶の水女子大学附属小学校)
・生徒がエネルギー政策を吟味する公民学習−電力システム改革の行方−
 藤瀬泰司(熊本大学)
・社会技術の視点を取り入れたエネルギー政策学習の構想
 吉村功太郎(宮崎大学)
○グループ7「グローバリゼーション下の産業と貿易」
 コーディネーター 猪瀬武則(日本体育大学)
 総括発表者    宮原悟(名古屋女子大学)
・貿易の歴史と本質
 宮原悟(名古屋女子大学)
・小学校社会科5学年でのグローバリゼーション下のTPP問題の扱い
 秋田真(弘前大学教育学部附属小学校)
・グローバリゼーションを問いなおす-援助と開発のダブル・バインド-
 猪瀬武則(日本体育大学)
・英国地理教育におけるグローバリゼーションを取り上げた単元分析
 佐藤克士(共栄大学)
・地域から考えるグローバリゼーション-宇都宮の税関と国際貨物ターミナル-
 鈴木健一(宇都宮共和大学)
・グローバル化の中の企業の国際化
 西尾理(東京都立国分寺高等学校,埼玉学園大学)
・グローバリゼーション下における南北問題、南南問題解決に向けて
 田中博章(愛知教育大学附属高等学校)
・グローバリゼーション経済とフェアトレードの可能性
 -フェアトレード運動と持続可能性,そして人権-
 三輪昭子(愛知学泉大学)
○グループ8「地域紛争と民族的・宗教的多様性」
 コーディネーター 鴛原進(愛媛大学)
・紛争解決と多様性に関する授業の原理-プログラムの分析を通して-
 長田健一(就実大学)
・地域紛争と民族的・宗教的多様性のカリキュラム開発の視点
 鴛原進(愛媛大学)
○グループ9「持続可能な開発と地球温暖化」
 コーディネーター 橋本康弘(福井大学)
 コメンテーター  角田将士(立命館大学)
[講演]
・地球市民の育成をめざすグローバル教育のカリキュラム編成に関する一試論
 -オーストラリアのグローバル教育研究を手がかりとして-
 木村裕(滋賀県立大学)
[発表]
・グループ「持続可能な開発と地球温暖化」の研究方針について
 橋本康弘(福井大学)
○グループ10「科学技術の発展と生命倫理」
コーディネーター 原宏史(東海学園大学) 疋田晴敬(愛知県立中村高等学校)
指定討論者    鎌田公寿(常葉大学)加藤敬之(名古屋大学大学院,愛知県立五条高等学校)
・高等学校公民科における生命倫理の実践と現代社会の課題を考察する見方考え方
 原宏史(東海学園大学)
・高等学校総合的な学習の時間における「いのち」をテーマとする実践と育む見方考え方
 小松伸之(清和大学)
○グループ11「情報社会とメディアリテラシー」
コーディネーター 中原朋生(川崎医療短期大学) 永田忠道(広島大学)
コメンテーター  服部一秀(山梨大学) 河村新吾(広島市立舟入高等学校)
・安心安全な携帯電話の使い方
 矢吹香月(岡山県消費者生活センター)
・メディアリテラシーを育成するための情報倫理授業
 ―単元『孫社長とザッカーバーグCEOの描く未来』の場合―
 胤森裕暢(広島経済大学)
○グループ12「グローバリズム・ナショナリズムとアイゼンティティ」
 コーディネーター 水山光春(京都教育大学) 橋崎頼子(奈良教育大学)
・「グローバリズム・ナショナリズムとアイデンティティ」を問うことで問題とするものは
 水山光春(京都教育大学) 橋崎頼子(奈良教育大学)
・「グローバリズム・ナショナリズムとアイデンティティ」と外国人労働者問題
 (小・中学校における教材化に向けての試案)
 橋本祥夫(京都文教大学)
・「グローバリズム・ナショナリズムとアイデンティティ」と外国人労働者問題
 (高等学校における教材化に向けての試案)
 品川勝俊(兵庫県立神戸商業高等学校)



第25回日本公民教育学会全国研究大会[「グローバル人材」の育成と公民教育]
1 期日 2014(平成26)年6月28日(土)
2 会場 福井大学教育地域科学部
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 桐谷正信(埼玉大学) 蓮見二郎(九州大学)
・グローバル化を視点とするシティズンシップ教育の日中比較-中等公民教育に焦点をあてて-
 ◯李燁虹・桑原敏典(岡山大学)
・PBLを使った,グローバル・シティズンシップ教育-SGHの課題研究にむけて-
 杉浦真理(立命館宇治中学高等学校)
・日韓理解を通した「グローバル人材」の育成
 -日韓共同編集『グローバル化時代をいかに生きるか』を手がかりとして-
 松井克行(西九州大学)
・公民教育におけるグローバル化と愛国心-リベラル・ナショナリズムの政治理論を手がかりとして-
 施光恒(九州大学)
・政策選択学習における生徒の意思決定の変容-領土問題を取り上げた学習を通して-
 桑原敏典(岡山大学)
第2分科会 司会 栗原久(東洋大学) 吉村功太郎(宮崎大学)
・新聞を活用した課題探究学習-主体的によりよい社会を形成するための課題を設定する-
 小林充(福井県立福井農林高等学校)
・高等学校公民科における討論を通した社会形成力の育成をめざす授業開発
 -バーチャルウォーター(仮想水)と食料自給率の問題を手がかりにして-
 品川勝俊(兵庫教育大学連合大学院学校教育研究科・兵庫県立神戸商業高等学校)
・高等学校公民科意思決定学習における意思決定プロセスの限定的数値化と分析
 -エネルギーベストミックスを事例として-
 田中一裕(新潟県立新潟江南高等学校)
・「幸福」,「正義」,「公正」の理解と高等学校公民科の授業
 -「脳死」と「臓器移植」の教材化を通して-
 原宏史(東海学園大学)
・クリティカル・シンキングにおける社会選択理論の応用について
 柴田透(新潟大学)
第3分科会 司会 工藤文三(帝塚山学院大学) 谷口和也(東北大学)
・対話によるメタ認知形成を目指した小学校社会科メディア単元学習の革新
大上拓也(京都市立鳳徳小学校)
・中高教員と大学教員の連携の有効性
 高橋勝也(鳴門教育大学大学院・東京都立桜修館高等学校)
・多様な他者との関わり合いを基軸とした公民教育の考察
 -外部機関等と連携を図り協働することの意義に着目して-
 樋口雅夫(国立教育政策研究所)
・米国パブリック・アチーブメントの実践に関する一考察
 -多様性に開かれた社会参加の学習の理論と方法-
古田雄一(筑波大学大学院・日本学術振興会特別研究員)
・若者会議と社会参画
 三輪昭子(愛知学泉大学)
第4分科会 司会 磯山恭子(静岡大学) 永田忠道(広島大学)
・都立高校教師が取り組んだ初期社会科-東京都社会科教育研究会の活動を通して-
 太田正行(慶應義塾大学)
・公民科・地理歴史科成立の言説,意味,影響,機能
 -カリキュラム史上の出来事を教師はどのように捉えているか-
 村井大介(筑波大学大学院・日本学術振興会特別研究員)
・政策学習の新構想-政策過程を分析する政治学習の授業開発-
 小玉健太(福井県立丹南高等学校)
・福島第一原発事故後の日本社会において水俣病の教訓を学ぶ授業実践
 -水俣病の原因究明に尽力した細川一医師の葛藤に着目して-
 前嶋匠(茗渓学園中学校高等学校)
・模擬裁判を通じた市民性育成-全国高校生模擬裁判選手権福井県予選の成果と課題-
 後藤正邦・端将一郎・野坂佳生(福井弁護士会)
講演Ⅰ「国際日本人として必要な資質・能力とその教育-ビジネスの実践現場と日本の教育-」
 揚原安麿(江守グループホールディングス(株)常務取締役、公益社団日本青年会議所2003年度会頭)
講演Ⅱ 「グローバル人材」を育む英語交渉教育のすすめ
 數見由紀子(金沢大学教授)、大藪加奈(金沢大学教授)
シンポジウム「グローバル人材」育成と公民教育の役割
 森田真樹(立命館大学)「グローバル人材の育成に公民教育はどう関わることができるのか」
 唐木清志(筑波大学)「グローバル人材に必要な見方や考え方とその育成方法」
 三田村彰(福井県教育委員会)「グローバル人材育成と国際バカロレア」
 東谷保裕(立命館宇治高等学校)「IB教育の成果と課題」
指定討論者
大杉昭英(国立教育政策研究所)
司会者
西村公孝(鳴門教育大学)
橋本康弘(福井大学)



第24回日本公民教育学会全国研究大会[持続可能な社会を支える市民の育成と公民教育の役割]
1 期日 2013年6月22日(土)
2 会場 岡山大学津島キャンパス
3 発表内容
①自由研究発表
ESD実践交流会 司会 西村公孝(鳴門教育大学) 宮崎猛(創価大学)
・地域との連携とゲストティーチャーの活用を核とする取り組み
 ―第5学年「高島の自然はだいじょうぶ?」の実践を通して―
 歳森俊太(岡山市立高島小学校)
・人・社会・自然などと自分とのつながりに関心をもち,主体的にかかわろうとする子どもの育成
 板倉真由美(岡山市立第三藤田小学校)
・「市民」としての学びと動き~Changeispossible~
竹内よし子(NPO法人えひめグローバルネットワーク代表・認定NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議理事)
・地域に誇りをもち,地球的視野で考え未来を創る生徒の育成~グローカルな視点を活かした授業・活動で育む思いやり・夢・志共育~
 廣畑浩(岡山市立京山中学校)
・「地域とつながろう絆プロジェクト」~人・自然~
 小山宏明(岡山市立建部小学校)
・開かれた価値観形成を目指す小学校社会科授業の設計―第6学年単元「開かれた石見銀山」の単元開発を通して―
 紙田路子(兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科・浜田市立三隅小学校)
第1分科会 司会 田中伸(大阪大谷大学) 橋崎頼子(奈良教育大学)
・市民と大学生による持続可能な社会づくりのためのワークショップ型公民教育-ティーチイン岡山の実践を通して-
 安藤嶺・奥井翔太・梶房出・神山大樹・神崎洋介・小山潤樹・重信謙太・武冨真人・田淵光・山成宏明・横川和成(岡山大学大学院)
・学校と行政・大学の連携に基づくESD教材開発の方法
 桑原敏典(岡山大学)
・ESDを踏まえたホリスティック・アプローチによる社会科・公民科教育の変革―永田佳之氏の問題提起に応えて―
松井克行(西九州大学)
・愛媛大学教育学部におけるESDの取り組み―2010年ESD日米教員交流プログラムでのアメリカ教員の訪問を例として―
鴛原進(愛媛大学)
第2分科会 司会 栗原久(東洋大学)峯明秀(大阪教育大学)
・持続可能な地域社会の形成者育成を目指した小学校社会科地域学習の単元開発―第3学年小単元「農家の仕事」を事例として―
 菊池八穂子(兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科・金沢市立諸江町小学校)
・小学校社会科における児童の素朴理論に基づく経済学習の試み―単元「米の値段」(5年)を事例として―
 呂光暁(筑波大学大学院)
・対話によるメタ認知形成を目指した小学校社会科メディア単元学習
 大上拓也(京都教育大学大学院)・水山光春(京都教育大学)
・自己肯定感を育成する意思決定型道徳学習の構想―モラル・コンピテンシーを培うために―
 植田清宏(京都市立神川小学校)
・中学校社会科公民分野における多面的能力の育成を目指した消費者教育実践
 岩井省一(大阪樟蔭女子大学)
第3分科会 司会 唐木清志(筑波大学) 川口広美(滋賀大学)
・ホルト社会科第9学年「比較政治システム」における概念探求過程の再検討
 重信謙太(岡山大学大学院)
・20世紀初頭のアメリカにおける公民教育改革に関する考察―生徒の進学・退学状況とカリキュラム開発の関係に注目して―
 斉藤仁一朗(東北大学大学院・日本学術振興会特別研究員)
・ノルウェーの起業家教育―実践の調査と分析―
 加藤敬之(愛知県立五条高等学校)
・「市民」になるためには:アメリカ市民権テストを用いた研究の分析結果から
 小川正人(環太平洋大学)
・批判的リテラシー論に基づく社会科授業作りの方法―ビル・ビゲローの授業実践を手がかりにして―
 藤瀬泰司(熊本大学)
第4分科会 司会 二階堂年恵(広島文化学園大学) 胤森裕暢(広島経済大学)
・自己アイデンティティの批判的認識を育てる社会科授業開発―単元「ユダヤ人とは誰か?」を事例として―
 堀田諭(東京大学大学院)
・科学的探求の論理に基づく公害学習の単元開発研究─中学校社会科・公民科小単元「森永ヒ素ミルク中毒事件」の開発を通して─
 神山大樹・小山潤樹・重信謙太・山成宏明・横川和成(岡山大学大学院)
・思考力と行動力の関わりをふまえて深める社会参画学習
 橋本祥夫(京都文教大学)
・「幸福」・「正義」・「公正」の理解と高等学校公民科の授業
―「現代社会における諸課題」として「生命」を取り扱う授業プランの構想を通して―
 原宏史(東海学園大学)
・政治学習の改革の方向性―制度学習から行動学習へ―
 橋本康弘(福井大学)
第5分科会 司会 川崎誠司(東京学芸大学) 谷口和也(東北大学)
・公立学校における「宗教的情操教育」の可能性について―公民教育の観点から―
 森一郎(関西学院大学大学院教育学研究科)
・我が国の公的組織(所謂,官公庁組織)における人事システムに関する日本的集団主義の状況~官公庁型業務構造研究Ⅲ~
 鈴木敏雄(滋賀県庁)
・価値観形成を目指した社会問題学習の指導方略―米国中等社会科教材『社会問題に取り組む』を事例として―
 横川和成(岡山大学大学院)
・原発問題は社会科の授業でどのように語られてきたか
 田中曜次(京都学園大学)
・人権教育と文化への配慮―日本における人権の一般的理解を手がかりに―
 施光恒(九州大学)
第6分科会 司会 桐谷正信(埼玉大学) 釜本健司(新潟大学)
・意欲の観点から見た問題解決学習の学力観―社会科の初志をつらぬく会を事例として―
 小山潤樹(岡山大学大学院)
・選挙シミュレーション教材を使った有権者教育―「あなたの1票は『国のかたち』を変えるか?」を考えさせる授業を例として―
 黒田和義(岡山県立岡山芳泉高等学校)
・小学生の税金についての認識の現状と潜在的認識能力に関する実証的研究(1)―有権者教育プログラム開発のための基礎調査として―
 渡部竜也(東京学芸大学)・鴛原進(愛媛大学)・工藤文三(帝塚山学院大学)・桑原敏典(岡山大学)・小山茂喜(信州大学)・棚橋健治(広島大学)・永田忠道(広島大学)・橋本康弘(福井大学)・谷田部玲生(桐蔭横浜大学)・吉村功太郎(宮崎大学)
・ライフストーリーからみた公民科教師の授業観―うまくいった授業実践は如何に語られるか―
 村井大介(筑波大学大学院)
・中学・高校公民教諭に対するアンケート調査からの考察―経済分野で教えにくい内容の分析―
 金子浩一(宮城大学)
第7分科会 司会 角田将士(立命館大学) 福田喜彦(愛媛大学)
・自由な社会を探求する公民教育カリキュラム
 川野哲也(山口学芸大学)
・「憲法制定会議」模擬体験による民主主義実践(DoingDemocracy)学習―政治学習プロジェクト『GOVERMENTALIVE!』を手がかりとして―
 中原朋生(川崎医療短期大学)
・倫理教育と道徳,哲学―創成期「倫理・社会」の検討から―
 新井明(東京都立小石川中等教育学校)
・社会的ジレンマを取り入れた社会科授業の考察―ジレンマ構造の分析と解決方策の案出をめぐって―
 吉村功太郎(宮崎大学)
②基調講演 「持続可能な社会のあり方と,市民の関与―地域から全国へ,落書き問題対策から食の安全まで―」
 岡崎久弥氏(日本コンサルティングネットワーク代表・落書き調査隊隊長・森永ヒ素ミルク中毒事件資料館館長・虎頭要塞日本側研究センター代表)
③シンポジウム「持続可能な社会を支える市民の育成と公民教育の役割」
・登壇者
○石原洋一先生(岡山市立西大寺小学校)
「社会と自分のかかわりに関する意思決定をうながす小学校社会科―第4学年における市民運動の単元開発を通して―」
○疋田晴敬先生(愛知県立中村高等学校)
「国家を支える市民の育成」
○樋口雅夫先生(国立教育政策研究所)
「持続可能な社会を支える市民を育成する教育としての公民教育―高等学校公民科単元「アメリカニズムと世界平和の実現」を手がかりとして―」
・指定討論者
○蓮見二郎先生(九州大学)
・司会者
○磯山恭子先生(静岡大学)
○中原朋生先生(川崎医療短期大学)



第23回日本公民教育学会全国研究大会
[公民的資質と社会参画―震災後の社会に公民教育は何をもたらしたか―]

1 期日 2012年6月23日(土)
2 会場 東北大学川内北キャンパス
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 蓮見二郎(九州大学) 竹島博之(東洋大学)
・ジェームズ・L・バーナードの公民科教育論の考察
 斉藤仁一朗(東北大学大学院生)(日本学術振興会特別研究員)
・政治学習改革の方向性-公共政策学の研究成果を取り入れて-
 小玉健太(福井大学大学院)
・ルソーの公民教育論
 井柳美紀(静岡大学)
・フランス第二共和政期における市民教育構想
 大津尚志(武庫川女子大学)
第2分科会 司会 水山光春(京都教育大学) 橋崎頼子(奈良教育大学)
・社会系教科における中国の道徳教育の考察(2)―「文化大革命」についての認識を手がかりに―
 浅沼千恵(東北大学研究生)
・公的論争問題学習における能力観の転回―NationalIssuesForumsの実践に見る方法原理を中心に―
 長田健一(東北大学大学院生)(日本学術振興会特別研究員)
・アメリカでは「法原理」をどう教えているのか-TRAILERMARKSOFLIBERTYSERIESの場合-
 橋本康弘(福井大学)
・英国シティズンシップ教育のカリキュラム論的検討(2)―2008年版テキストの内容構成―
 吉村功太郎(宮崎大学)
・中国経済教育の現状と課題
 徐小淑(弘前大学大学院生)猪瀬武則(弘前大学)
第3分科会 司会 桑原敏典(岡山大学) 久能和夫(仙台市立榴岡小学校)
・防災プロジェクト-地域の一員として自分たちにできることに気付き行動する子どもを育てる-
 三山久美子(横浜市立黒須田小学校)今谷順重・三山剛史(帝塚山大学)
・社会参画の2方向性に着目した社会科学習の展開
 ―単元「エネルギー問題を考えよう」を事例に―
 橋本祥夫(京都教育大学附属京都小中学校)
・原発問題をいかに公民科教育で扱うか
 ―「東日本大震災」以降の授業実践や提案、教材を手がかりとして―
 松井克行(大阪府立旭高等学校)
・現代社会を主体的に考える高校生をどう育てるか
 ―「オキナワとフクシマ」から都会と地方の関係を考える実践を手がかりとして―
 渥美利文(東京都立小岩高等学校)
・東日本大震災後の学校経営―生徒の学びを保証し、人間力を高める教育の実践―
 佐藤幸也(宮城学院女子大学)蓬田吉穂(伊達市立伊達中学校)
第4分科会 司会 鴛原進(愛媛大学)館潤二(筑波大学附属中学校)
・合意批判学習としての中学校社会科単元開発研究
 ―小単元「国のリーダーをどう決めるべきか」を事例として―
 重信謙太(岡山大学大学院生)
・実践的思想形成を目指した社会問題学習の単元開発研究
 ―中学校社会科公民的分野「ワーキングプアから見る現代社会」を事例として―
 横川和成(岡山大学大学院生)
・地域社会へ参画する力を育成するエネルギー環境教育
 野澤敬之(弘前大学大学院・七戸中学校)
・科学教育におけるポリティカルリテラシーの役割―小学校における宇宙教育の実践を通じて―
 岩田陽子(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)谷口和也(東北大学大学院)
・社会科における正統周辺参加―佐長提案の再考察―
 渡部竜也(東京学芸大学)
第5分科会 司会 西村公孝(鳴門教育大学) 太田正行(慶應義塾大学教職課程センター)
・「幸福・正義・公正」をどのように取り上げるか
 -高等学校新学習指導要領「現代社会」の授業実践に向けて-
 富塚昇(東京都立青山高等学校)
・討議することに重点を置いた高校公民科での実践―選挙マニフェストを読む取り組みを通して―
 大野順子(関西大学大学院大学院生)
・高等学校総合的な学習の時間における人権学習の実践-博物館見学を踏まえた学びと表現―
 小松伸之(清和大学)
・高等学校公民科における「正義」の問題
 原宏史(東海学園大学)
・国の累積債務1000兆円時代における税教育の在り方
 山根栄次(三重大学)
第6分科会 司会 大澤克美(東京学芸大学)土屋直人(岩手大学)
・公民科教師の形成する教科観の特徴
 村井大介(筑波大学大学院生)
・「対話を重視した協同学習」に関する実践研究
 大滝修(茨城県立取手松陽高等学校)
・ケアを育成するシティズンシップ教育の構想
 鎌田公寿(筑波大学大学院生)
・昭和戦前期文部省内における郷土教育論の展開と変容
 板橋孝幸(奈良教育大学)
②基調講演 鼎談「被災地から公民教育に求めるもの」
・青沼一民氏(仙台市教育長)
・内田幸雄氏(仙台市PTA協議会会長)
・石井山竜平氏(東北大学准教授・仮設住宅支援)
③シンポジウム「公民的資質と社会参画―震災後の社会に公民教育は何をもたらしたか―」
・工藤文三(国立教育政策研究所)
・藤原孝章(同志社女子大学)
・吉村功太郎(宮崎大学)
・松岡尚敏(宮城教育大学)



第22回日本公民教育学会全国研究大会[公民教育における言語活動の充実―日米比較の視点から考える―]
1 期日 2011年6月18日(土)
2 会場 愛媛大学教育学部
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 渥美利文(東京都立小岩高等学校) 福田喜彦(愛媛大学)
・政治的な見方考え方の形成を促す公民学習指導法開発
 田淵啓久(岡山大学大学院)
・対話・言語活動を重視した授業と「社会人基礎力」に関する事例研究
 大滝修(茨城県立取手松陽高等学校)
・野宿問題から「貧困」と「開発」について考え「持続可能な社会の形成」をめざす公民科「政治・経済」の単元開発
 松井克行(大阪府立旭高等学校)
・発問の組織化により生徒の学習意欲と思考を促進する公民科の授業づくり
 ―小単元「核兵器はなくすことができるか?」の開発を通して―
 黒田和義(岡山県立岡山芳泉高等学校)
・高等学校公民科における「幸福・正義・公正」の取り扱い
 原宏史(東海学園大学)
第2分科会 司会 唐木清志(筑波大学) 峯明秀(大阪教育大学)
・町並み保存活動から持続可能な地域社会について考えさせる小学校社会科単元開発研究
 守屋顕(岡山大学大学院)
・グローバルな問題に対する意思決定力育成を目指した社会科単元開発研究
 ―小学校第6学年単元「チョコレートから見える南北問題」を手がかりとして―
 杉田直樹(岡山大学大学院)
・社会的事象を公正に判断し適切に表現できるような支援のあり方
 ―自己検討により考える力・表現する力を高める―
 丸山和義(長野市立篠ノ井東中学校)
・日本の生徒会と政治活動・生徒参加―生徒会の学内自治強化に向けて,地域的連携を広めよう―
 杉浦正和(芝浦工業大学柏高等学校)
・公民教育における教材開発能力育成の原理と課題
 ―中学校社会科公民的分野の教科書分析を手がかりにして―
 桑原敏典(岡山大学)
第3分科会 司会 橋本康弘(福井大学) 水山光春(京都教育大学)
・アメリカ社会科成立期における政治学習の変容に関する一考察
 ―コミュニティ・シヴィックスを中心に―
 斉藤仁一朗(東北大学大学院)
・幼稚園における市民性教育の論理―米国キャラクター・エデュケーション教材を手がかりに―
 中原朋生(川崎医療短期大学)
・法教育実践における専門家と教師の連携の在り方
 ―中学公民科単元『科学の発展と人権』の開発事例として―
 矢吹香月(清心中学校・清心女子高等学校)
・英国シティズンシップ教育のカリキュラム論的検討
 ―政治的リテラシーの育成を主軸とするテキストの内容構成―
 吉村功太郎(宮崎大学)
・社会科(公民)教育における“年金”の扱い方
 猪瀬武則(弘前大学)山根栄次(三重大学)栗原久(信州大学)
②基調講演 Keynotes
・Deliberation in Civic Education「公民教育におけるDeliberation(審議)」
 Dr.Walter C.Parker(Professor,University of Washington)
・Instructional Strategies to Improve Students' Reading Comprehension
「児童生徒のReading Comprehension(読解力)を育てる指導方略」
 Dr.Sheila Valencia(Professor,University of Washington)
③シンポジウム
テーマ:公民教育における言語活動の充実に向けて
提案題目・シンポジスト:
・言語活動を充実させる指導の工夫―第4学年「わたしたちのくらしとごみ」の実践を通して―
 桐山真美(松山市立みどり小学校)
・言語活動の充実をこころがけた高等学校「政治・経済」の授業実践―中高一貫校での試み―
 新井明(東京都立小石川中等教育学校)
・公民教育における情報読解力の系統的育成―マスメディア教育の革新―
 桑原敏典(岡山大学)
ディスカッサント:池野範男(広島大学)工藤文三(国立教育政策研究所)
コーディネータ:川﨑誠司(東京学芸大学)鴛原進(愛媛大学)



第21回日本公民教育学会全国研究大会[公民教育と関係諸領域の教育の連携と独立]
1 期日 2010年6月19日(土)
2 会場 京都教育大学(藤森キャンパス)
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会司会 大津尚志(武庫川女子大学) 桑原敏典(岡山大学)
・フランスにおける公民教育と「教育の自由」論-公教育のライシテをめぐって-
 橋本一雄(上田女子短期大学)
・本質主義との対立的議論を超越した「進歩主義」概念
 -本質主義者ラヴィッチの批判に対する反批判の分析を通して-
 後藤賢次郎(広島大学大学院)
・多元的社会における対立解決能力の育成方法に関する考察
 長田健一(東北大学大学院)
・政治学習における開かれた価値観形成の原理と方法
 田淵啓久(岡山大学大学院)
・イギリスとヨーロッパ評議会のシティズンシップ教育カリキュラム
 -多様性と統合の原理に着目して-
 橋崎頼子(日本学術振興会特別研究員)
第2分科会司会 永田忠道(大分大学) 西村公孝(鳴門教育大学)
・公民教育の新学習指導要領移行上の課題と課題解決の視点
 -公民教育におけるクロスカリキュラムの推進を軸として-
 堂徳将人(北海商科大学)
・特別支援教育にみる公民教育の基礎・基本
 -知的障害特別支援学校におけるきまり学習の展開-
 佐藤央隆(名古屋市立南養護学校)
・公民科教育において倫理観をどう育むか-「倫理」・「道徳」の意味を再考する-
 原宏史(東海学園大学)
・規範意識を育成する意思決定型道徳学習の構想
 -ハーバート・ハートとジョン・ウイルソンの理論を援用して-
 植田清宏(京都市立神川小学校)
・高等学校における道徳教育と公民科教育-新学習指導要領を踏まえた展望と課題-
 谷田増幸(兵庫教育大学)
第3分科会 司会 栗原久(信州大学) 保立雅紀(東京工業大学附属科学技術高等学校)
・投資教育の評価をめぐって
 越田年彦(東京都立豊多摩高等学校)
・年金システムと年金記録問題の相関に関する教材化の視点(Ⅰ)
-いわゆる年金記録確認官庁公務展開の現場視点からの踏査による大学・高等学校公民科における授業化プラン試論-
 鈴木敏雄(総務省)
・高等学校公民科におけるコンジョイント分析・階層化分析を利用した授業開発
 -年金問題を事例として-
 田中一裕(新潟県立長岡高等学校)
・現実社会を見据えた市民性育成のための評価法開発
 井上奈穂(鳴門教育大学)
第4分科会 司会 桐谷正信(埼玉大学) 山本友和(上越教育大学)
・社会科教科書における「包括性」とシティズンシップ
 谷口和也(東北大学)
・シティズンシップ教育における参加学習の役割
 川口広美(広島大学大学院)
・シティズンシップ形成に生かす学校模擬投票
 -日本・スウェーデンの学校実践,2010スウェーデン(GW)調査を参考に-
 杉浦真理(立命館宇治高等学校)
・シンガポール小学校社会科シラバスにおけるナショナルシティズンシップ育成
 吉田剛(宮城教育大学)
第5分科会 司会 鴛原進(愛媛大学) 木村勝彦(茨城大学)
・持続する社会のあり方を考えさせる環境学習の単元開発
 -小学校社会科小単元「リサイクルは本当に必要か」を事例として-
 守屋顕(岡山大学大学院)
・「幸福・正義・公正」をどのように取り上げるか
 -高等学校新学習指導要領「現代社会」の授業実践に向けて-
 富塚昇(東京都立青山高等学校)
・ホームレス問題から社会構造をとらえる公民科単元開発
 白石秀寛(熊本県立八代東高等学校)
・野宿問題から「貧困」と「開発」について考え「持続可能な社会の形成」をめざす公民科単元開発
 -授業実践と諸学問の到達点を踏まえて-
 松井克行(大阪府立三島高等学校)
第6分科会
司会 高田敏尚(京都教育大学附属高等学校) 橋本康弘(福井大学)
・「法やきまり」に対する理解を深めるためのカリキュラムの開発
-法教育の第一歩は小学校スタートカリキュラム(学校生活のきまり)から-
○伊藤冨士雄(玉川大学)
 平本茂(東大和市立第二小学校)
・高等学校公民科における法教育カリキュラムの全体構想
 -東京都高等学校法教育研究会の議論を手がかりとして-
 太田正行(東京都立工芸高等学校)
○渥美利文(東京都立小岩高等学校)
・組織化された発問により生徒の思考を促す公民科の授業づくり
 -「核兵器はなくせるか?」を考えさせる授業を例として-
 黒田和義(岡山県倉敷市立真備陵南高等学校)
・公民科「現代社会」における倫理学習の進め方に関する一考察-最終年度の授業実践を踏まえて-
 新井明(東京都立小石川中等教育学校,上智大学)
②基調講演「京都,そして世界がとらえる日本の歴史」
 井上章一(国際日本文化研究センター教授)
③課題研究
第1分科会「公民教育と家庭科教育・消費者教育」
コーディネーター(司会):山根栄次(三重大学)
提案者:阿部信太郎(城西国際大学)
 吉本敏子(三重大学)
 山根栄次(三重大学)
第2分科会「公民教育と道徳教育・政治教育」
コーディネーター(司会):唐木清志(筑波大学)
 蓮見二郎(慶應義塾大学)
提案者:竹島博之(福岡教育大学)
 高田敏尚(京都教育大学附属高等学校)
 蓮見二郎(慶應義塾大学)
第3分科会「公民教育と特別活動・ボランティア教育」
コーディネーター(司会):吉村功太郎(東北学院大学)
提案者:宮崎猛(創価大学)
 峯明秀(大阪教育大学)



第20回日本公民教育学会全国研究大会[持続可能な社会の形成と公民教育の課題]
1 期日 2009年6月20日(土)
2 会場 茨城大学教育学部
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 山本友和(上越教育大学) 小林伸彦(茨城大学教育学部附属中学校)
・高等学校公民科における階層化分析を利用した授業開発-バイオエタノール問題を事例として-
 田中一裕(新潟県立長岡高等学校)
・カリフォルニア州社会系教科における環境を基盤とした教育内容構成原理
 宮崎沙織(筑波大学大学院)
・合理的思想形成を目指したESDとしての公民単元開発
 桑原敏典(岡山大学)
・公共空間としての社会を担う市民の育成をめざす公民授業の構想
 吉村功太郎(東北学院大学)
第2分科会司会 今谷順重(神戸大学) 永田忠道(大分大学)
・多文化的市民性育成を目指す米国国際教育の試み-社会運動論による類型化を手がかりに-
 内山知一(筑波大学大学院)
・アメリカの教育における「グローバル」概念の登場と社会科教育への影響
-J.M.Beckerらの1980年前後の所論を手がかりに-
 鴛原進(愛媛大学)
・カナダ・アルバータ州における「多様性の調整」に基づくシティズンシップ教育
 坪田益美(筑波大学大学院)
・フランス革命期の市民教育に関する一考察
 大津尚志(武庫川女子大学)
第3分科会 司会 土屋直人(岩手大学) 中島博司(茨城県教育委員会)
・フランスの公民教育における憲法的価値の変容
 橋本一雄(大手前大学)
・私法の基本的な考え方を議論する高校公民の授業実践
 -法務省法教育推進協議会・私法分野教育検討部会の議論を手がかりとして-
 渥美利文(東京都立石神井高等学校)
・社会的価値を探求する社会科授業構成
 橋本康弘(福井大学)
・学校教育と現代法の扱い方についての私論-学習指導要領改訂を受けて-
 江口勇治(筑波大学)
第4分科会司会 桐谷正信(埼玉大学) 田中正彦(茨城大学教育学部附属中学校)
・西田天香の宗教教育論-「十五少年漂流記」を巡って-
 河村新吾(広島市立基町高等学校)
・宗教多元主義モデルに基づく国際政治学習の再構築
-高等学校公民科「アメリカニズムと宗教」の単元開発を手がかりとして-
 樋口雅夫(広島経済大学)
・技術者倫理を志向した公民科倫理的分野の教育-高等専門学校における試み-
 和田倫明(東京都立産業技術高等専門学校)
・グローバル・シティズンシップの育成におけるケアリングの役割
 鎌田公寿(筑波大学大学院)
第5分科会 司会 川崎誠司(東京学芸大学) 高橋長男(茨城県教育委員会)
・中国における公民的資質を養成する経済教育の変遷と現状-高等学校の「思想政治」科目を中心に-
 文華(九州大学大学院)
・市場における公正な競争に関する指導
 保立雅紀(東京工業大学附属科学技術高等学校)
・高校初期社会科経済教科書研究
 -昭和22年版「総合(一般)社会科」第10学年の場合-
 児玉康弘(新潟大学)・柴田透(新潟大学)
・戦前「公民科」教員養成における公民教育論の位置とその変化
 -文検「公民科」試験問題の場合-
 釜本健司(沖縄大学)
第6分科会司会 唐木清志(筑波大学) 若生剛(水戸英宏中学校)
・人権制度を考えるハンセン病授業
 白石秀寛(熊本県立第二高等学校)
・ホームレス問題をどう教えるか-実践の検討を通して-
 鈴木隆弘(清和大学)
・豊かな人権感覚を育む効果的な人権教育の進め方
 -高等学校における研究と実践を踏まえて-
 佐保忠智(南九州短期大学)
・公民科教育において人間の「生」を捉える視座を再考する
 ―人間が「生」き,「存在」することの意味と位置付け―
 原宏史(東海学園大学)
第7分科会 司会 西村公孝(鳴門教育大学) 折本正巳(水戸市教育委員会)
・大学等の研究機関の公民科教育への活用
 多田統一(東京都立荒川商業高等学校)
・「確かな学力」を育む討議学習-「現代社会」の授業における課題追究型プログラムを通して-
 大信隆(茨城県立土浦湖北高等学校)
・選挙管理委員会と高等学校との協働によるシティズンシップ教育の実践
 -大阪府立三島高等学校の公民科「時事問題」での実例を通じて-
 松井克行(大阪府立三島高等学校)
・政策中心学習の構想
 磯崎育男(千葉大学)
②基調講演「地球温暖化問題と持続可能社会の展望」
 三村信男(茨城大学ICAS機関長・広域水圏環境科学教育センター教授)
③課題研究
第1分科会 「公民教育における『開発』と『貧困』」
コーディネーター(司会) 栗原久(信州大学)
 鴛原進(愛媛大学)
提案者 松井克行(大阪府立三島高等学校)
 升野伸子(大妻中学・高等学校)
 桑原敏典(岡山大学)
第2分科会「公民教育における『責任』と『権利』」
コーディネーター(司会) 太田正行(東京都立工芸高等学校)
 大澤克美(東京学芸大学)
提案者 窪直樹(東京都練馬区立大泉第六小学校)
 鈴木克彦(茨城県日立市教育研究所)
 池田幸也(常磐大学)
指定討論者 重松克也(横浜国立大学)
第3分科会「公民教育における『生命』と『環境』」
コーディネーター(司会) 兼松儀郎(鳴門教育大学)
 水山光春(京都教育大学)
提案者 石原純(神戸市立神港高校)
 今村光章(岐阜大学教育学部)
 木村競(茨城大学教育学部)



第19回日本公民教育学会全国研究大会
[新教育課程における公民教育の展望-比較と歴史の研究視点から-]

1 期日 2008年6月21日(土)
2 会場 大分大学教育福祉科学部
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会
司会 木村勝彦(茨城大学) 佐藤晃洋(大分県教育委員会)
・公民科における「主権」概念の再検討
 森一郎(神戸市立楠高等学校)
・子どもの心の発達と社会構造の関連性を踏まえた指導の在り方についての考察
 佐保忠智(南九州短期大学)
・病者への差別・排除の超剋-公民教育の課題-
 小泉博明(文京学院大学)
・人間の「生」の終わりを考える-終末期の「生」を捉える高等学校倫理の授業実践-
 原宏史(東海学園大学)
第2分科会 司会 川﨑誠司(東京学芸大学) 中原朋生(川崎医療短期大学)
・ホロコースト学習を通じての民族・人種概念の理解
 -アメリカ合衆国で開発された教材を手がかりとして-
 井上昌善(岡山大学大学院)
・対抗社会化をめざすカリキュラム観の原理的背景
 -NCSSスタンダードをめぐるオチョア・アドラー論争を手がかりに-
 堀田諭(東京大学大学院)
・環境をテーマとする公民教育内容編成の論理
 -オーストラリアのカリキュラム・スタンダードを事例として-
 鳥取海峰(岡山中学校・高等学校)
・米国加州「社会科学フレームワーク(1975年)」におけるカリキュラム構成
 鴛原進(愛媛大学)
第3分科会司会 山根栄次(三重大学) 野尻明敬(大分県教育委員会)
・公民科と教科「奉仕」-NPOをつくろうを実践して-
 新井明(東京都立西高等学校)
・体験学習を重視した公民科の単元開発と評価の工夫
 -地域社会の課題に取り組ませる「チャレンジメニュー」の実践を通して-
 白石秀寛(兵庫教育大学大学院・熊本県立第二高等学校)
 桑原敏典(岡山大学)
・高等学校公民科「現代社会」における経済教育のあり方,進め方
 -公民科担当者アンケート調査および生徒アンケート調査を手がかりに-
 藤井元宏(豊橋市立豊橋高等学校)
・経済教育はなぜ感情や倫理を対象とするのか?-行動経済学・実験経済学からのオールタナティブ-
 猪瀬武則(弘前大学)
第4分科会
司会 角田将士(立命館大学) 芝﨑正則(大分県教育センター)
・「裁判」教材化の新たな方向性-中学校「模擬裁判劇づくり」の実践から-
 三浦朋子(千葉大学大学院)
・行動する市民と自治体との対等な関係を捉えさせる中学校社会科の単元開発
 -小単元「落書き調査隊の活動」を事例として-
 小笠原優貴(岡山大学大学院)
・グローバル化の視点から外国人労働者問題を考えさせる中学校社会科の教育内容開発
 松本慎平(岡山大学大学院)
・社会形成力を育てる社会科・公民科教師の教育実践力
 西村公孝(鳴門教育大学)
第5分科会 司会 吉村功太郎(東北学院大学)田辺徹(大分市教育委員会)
・公民教育における授業構成と態度の形成
 川野哲也(北九州市立戸畑中央小学校)
・井上達夫的リベラリズム社会は制度議論学習を必要としないのか
 -尾原康光氏の批判に答える-
 渡部竜也(東京学芸大学)
・政治思想の解釈批判学習-北一輝の場合-
 児玉康弘(新潟大学)
②シンポジウム「新教育課程における公民教育の可能性」
コーディネーター:工藤文三(国立教育政策研究所)
指定討論者   :片上宗二(安田女子大学)
・人生設計能力・社会参画能力を育てる社会科の授業
 今谷順重(神戸大学)
・公民教育の新たな試みと課題
 大杉昭英(岐阜大学)
・韓国・日本の一般社会・公民教育,どう変わっているのか-改訂カリキュラムの比較-
 權五鉉(韓国慶尚大学校)
③課題研究
第1分科会「公民教育における市民性教育の可能性」
 コーディネーター:平田利文(大分大学)
 唐木清志(筑波大学)
 指定討論者:棚橋健治(広島大学)
 提案者:水山光春(京都教育大学)
 森下稔(東京海洋大学)
第2分科会「公民教育と地理・歴史との新たな可能性」
コーディネーター:児玉康弘(新潟大学)
 桑原敏典(岡山大学)
指定討論者:桐谷正信(埼玉大学)
提案者:草原和博(鳴門教育大学)
 西裕一郎(大分県立森高等学校)
第3分科会「公民教育と道徳・総合との新たな可能性」
コーディネーター:江口勇治(筑波大学)
 橋本康弘(福井大学)
指定討論者:木村博一(広島大学)
提案者:菊池八穂子(石川県金沢市立押野小学校)
 野坂佳生(福井弁護士会,金沢大学)
 大津圭介(福岡県春日市立春日西中学校)
 池田耕一郎(福岡県弁護士会)
 柏熊志薫(福岡県弁護士会)



第18回日本公民教育学会全国研究大会[変化する教育環境と公民教育の諸課題]
1 期日 2007年6月16日(土)
2 会場 東京学芸大学教育学部
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 永田忠道(大分大学)
・中華人民共和国成立後の「公民」教育についての一考察
 ―初等道徳教育に注目して―
 李霞(京都大学大学院)
・女子修身教科書にみられる公民教材
 菅澤康雄(松戸市立松戸高等学校)
・課外活動における法教育
 渡邊真(桐蔭学園中等教育学校)
・「安楽死・尊厳死」問題の授業実践―「人格同一性」の視点から―
 原宏史(愛知教育大学附属高等学校)
第2分科会
司会 西村公孝(鳴門教育大学)
・公民教育と総合的な学習の時間の関連に関する一考察―「お金と人生」の実践を素材として―
 新井明(東京都立西高等学校)
・普通教育としての職業教育(職業意識育成)の試みを
 吉田豊(同朋大学)
・社会教育と公民教育
 上原直人(名古屋工業大学)
・改正教育基本法と公民教育
 佐々木幸寿(信州大学)
第3分科会 司会 坪井龍太(東洋英和女学院大学)
・法教育における権利概念の取り扱いについて
 池田翔(福岡大学大学院)
・小学校社会科で行う法教育の試み―裁判形式を取り入れた憲法学習―
 窪直樹(西東京市立栄小学校)
・刑事裁判の授業―特に黙秘権の扱いについて―
 渡邊弘(活水女子大学)
・判例を用いた法的問題研究学習の構造
 ―ENSLOW社“DEBATINGSUPREMECOURTDECISIONS”シリーズを事例にして―
 橋本康弘(福井大学)
第4分科会
司会 桐谷正信(埼玉大学)
・寛容性と多文化教育について
 高内康司(千葉大学大学院)
・多文化共生―他者との共生をめざす学びを求めて―
 森川与志夫(奈良県立法隆寺国際高等学校)
・宗教教育の可能性
 河村新吾(広島市立基町高等学校)
・社会科・公民教育における多文化教育カリキュラムの構想―日英公民教科書の分析を踏まえて―
 ○畑田直紀(能美市立辰口中央小学校)
 山本友和(上越教育大学)
第5分科会
司会 水山光春(京都教育大学)
・民主市民教育を通じた民主主義の規範の内面化
 ―政治文化と民主市民教育の相関関係を中心にして―
 柳始賢(東京学芸大学大学院)
・中日市民教育改善研究―公共性概念を視点として―
 益彬(京都教育大学大学院)
・公共性を問い直す公民授業の構想
 ―小単元「ハンセン病問題から公共の福祉について考える」の開発―
 桑原敏典(岡山大学)
 佐藤育美(西粟倉村立西粟倉中学校)
・民主主義社会を担う市民を育成する社会問題解決・参加学習
―「パブリック・アチーブメント・プロジェクト(PublicAchievementProject)」の場合―
 吉村功太郎(東北学院大学)
②基調講演「新教育基本法と学習指導要領」
中田康彦氏(一橋大学大学院社会学研究科准教授)
③課題研究
第1分科会
「公共性を担う市民の育成を目指した法・社会参加教育」―法教育・社会参加・奉仕―
コーディネーター 江口勇治(筑波大学)
 唐木清志(筑波大学)
パネリスト    渥美利文(東京都立石神井高等学校)
 宮崎猛(創価大学)
 太田正行(東京都立新宿山吹高等学校)
第2分科会
「社会の変化に対応した金融経済教育」―社会の変化・体験活動・意思決定―
コーディネーター 栗原久(信州大学)
 大澤克美(東京学芸大学)
パネリスト    保立雅紀(東京工業大学附属科学技術高等学校)
 丸山和義(長野市立篠ノ井東中学校)
 上園悦史(東京学芸大学附属竹早中学校)
コメンテーター  篠原総一(同志社大学)
 波巌(鎌倉女子大学)
第3分科会
「多文化共生とアイデンティティの育成」―社会正義・表現・多様性―
コーディネーター 鴛原進(愛媛大学)
 川﨑誠司(東京学芸大学)
パネリスト    村野光則(お茶の水女子大学附属高等学校)
 磯山恭子(静岡大学)
 山本直樹(日本音楽学校)

 

第17回日本公民教育学会全国研究大会[経済のグローバル化と公民教育]
1 期日 2006年6月17日(土)
2 会場 三重大学教育学部
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会〈Session1・International Session-1〉
 Chair:MIYAHARA,Satoru(Nagoya Women’s University.)
・A Lesson Plan about the “BSE Problem” for a Japanese High School’s Politics and Economy Class
 ITO,Tomoaki(Nagaizumi High School,Shizuoka)
・Personal Finance Literacy among Japanese High School Students
 ABE,Shintaro(Josai International University)
 ASANO,Tadayoshi(Yamamura Gakuen Junior College)
 YAMANE,Eiji(Mie University)
・The Changing Status of Economic Education in Scotland
 FAGAN,Catherin(University of Glasgow,Scotland)
第2分科会〈Session2・International Session-2〉
 Chair:KARAKI,Kiyoshi(University of Tsukuba)
・Service-Learning in Japan
 KURAMOTO,Tetsuo(Saga University)
・Enterprise Learning and Enterprising Teacher
 PRICE,John(Enterprise Learning Consultant,England)
・Learning from Japanese Approach of Education for International Understanding
 ARANI,MohammadR.Sarkar(AllamehTabatabai University,Iran)
第3分科会 司会 山本友和(上越教育大学)
・子どもの経済的意思決定を活かす産業学習
 後藤浩ニ(三重県桑名市立多度中小学校)
・中学校公民的分野における知的財産権教育の例
 小林貴法(三重大学教育学部附属中学校)
・中学校における「公民」概念の再検討
 森一朗(神戸市立楠高等学校)
第4分科会 司会 桑原敏典(岡山大学)
・生命倫理教育と人格同一性の問題―「出生前診断」の教材化と実践―
 原宏史(愛知教育大学附属高等学校)
・高等学校公民科における「家族」についての単元開発
 坪井龍太(東洋英和女学院大学)
・「公民教育構想」における認識と資質の関連性―教育の機能原理を踏まえて―
 宮本光雄(熊本大学)
第5分科会 司会 浅野忠克(山村女子短期大学)
・技術に関連した経済教育の指導
 保立雅紀(東京工業大学附属科学技術高等学校)
・教材の3点セット―教科書、新聞、ビデオを使った「現代社会」の展開
 北川保(セントヨゼフ女子学園高等学校)
・中等教育段階における経済教育カリキュラムの改善に関する基礎的研究
 ◎栗原久(信州大学)
 魚住忠久(愛知教育大学名誉教授)
 山根栄次(三重大学)
 猪瀬武則(弘前大学)
 宮原悟(名古屋女子大学)
 阿部信太郎(城西国際大学)
 久野弘幸(愛知教育大学)
・多面的・多角的見方を育成する経済カリキュラム
 ◎猪瀬武則(弘前大学)
 栗原久(信州大学)
 山根栄次(三重大学)
第6分科会 司会 大友秀明(埼玉大学)
・政治参加の意欲を育てる政治教育―現実政治のダイナミズムを理解する制度学習に向けて―
 杉浦正和(芝浦工業大学柏中学高等学校)
・「地球社会問題の解決を考える」高等学校公民科授業開発と実践―国連改革を学習課題として―
 西村公孝(鳴門教育大学)
 ◎疋田晴敬(愛知県立名古屋西高等学校)
・裁判員制度の授業に関して―法学の議論を参考に―
 渡邊弘(活水女子大学)
・アメリカ法教育における法システムに関する学習の特色
 磯山恭子(静岡大学)
②講演
「経済のグローバル化と経済教育」(日本語通訳有り)
ジェームズ・ディック(Dr.JamesDick)教授
(アメリカ合衆国・ネブラスカ大学オマハ校・経済教育センター長)
③シンポジウム
<テーマ>経済のグローバル化と公民教育(日本語通訳有り)
シンポジスト   ジェームズ・ディック(上述)
 魚住忠久(愛知教育大学名誉教授)
 新井明(東京都立西高等学校)
コーディネーター 山根栄次(三重大学)



第16回日本公民教育学会全国研究大会[公民教育と地域]
1 期日 2005年6月18日(土)
2 会場 岩手大学教育学部
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 吉村功太郎(東北学院大学)
・学際的なアプローチによる社会問題解決を目指した公民科授業の開発
 桑原敏典(岡山大学)
・合意形成学習への協働的アプローチの可能性
 磯崎育男(千葉大学)
・公民科における解釈批判学習―政治家の多元的認識育成―
 児玉康弘(新潟大学)
・公民的認識と公民的資質の関係性―教育の機能原理を踏まえて―
 宮本光雄(熊本大学)
第2分科会 司会 栗原久(信州大学)
・中学校における起業家教育の課題―「会社をつくろう」の実践から―
 山根栄次(三重大学)
・社会参加学習の授業実践―目標と方法の検討を踏まえて―
 宮崎猛(東京都立八潮高等学校、早稲田大学講師(非))
・公民的資質と強い個人―経済教育・法教育・いのちの教育の底流―
 新井明(東京都立西高等学校)
・経済教育の新潮流―調べることから意味の形成へ―
 猪瀬武則(弘前大学)
第3分科会 司会 保立雅紀(東京工業大学附属科学技術高等学校)
・北方史と先住民権の視点を加味した領土問題の授業
 鈴木俊(岩手県立岩谷堂高等学校)
・生命倫理教育の諸課題に人格同一性の視点をどう取り込むか
 原宏史(愛知教育大学附属高等学校)
・公民科「倫理」の日本思想と現代的課題―仏教を中心に―
 小泉博明(文京学院大学)
第4分科会 司会 大西洋悦(岩手県教育委員会)
・ゲーミング・シミュレーション「市町村合併」
 ―秋田大学教育文化学部附属小学校における「白神市名称問題」の授業―
 井門正美(秋田大学) 三洲龍太(秋田大学教育文化学部附属小学校)
・アメリカ法関連教育の変質―法手段型から法目的型へ―
 渡部竜也(東京学芸大学) 竹中伸夫(広島大学大学院生) 田中伸(広島大学大学院生) 二階堂年惠(広島大学大学院生) 丹生英治(広島大学大学院生)
・「参加」を基盤にした法関連教育の授業構成
 橋本康弘(福井大学)
・未成年選挙の可能性―米国と日本の模擬投票―
 杉浦正和(芝浦工業大学柏高等学校)
第5分科会 司会 谷口和也(東北大学)
・イギリス公民教育における多文化主義の緊張関係―普遍主義の再検討―
 蓮見二郎(ケンブリッジ大学大学院教育学研究科)
・シティズンシップ論争に学ぶ環境教育の再構築
 水山光春(京都教育大学)
・高等学校「世界史」教科書における西洋近代史に関する研究
 駒込武志(岩手県立花巻南高等学校、岩手大学大学院)
第6分科会
 司会 高橋薫(富士大学)
・高等学校・基本的人権学習単元の開発―幸福追求権を中心として―
 疋田晴敬(愛知県立名古屋西高等学校)
・高等学校公民科における著作権に関する指導―「知識」から「運用」へ―
 松澤徹(東京都立墨田川高等学校、早稲田大学大学院)
・中学校社会科公民的分野における労働に関する学習の検討―キャリア教育との関連を中心に―
 夏井沙織(福島大学大学院)
・水俣病と農業問題から授業を考える
 奥平大和(宮城県大郷町立粕川小学校)
②講演「近代以降の東北における民衆と教育」
 千葉昌弘(岩手大学教育学部教授)
③シンポジウム
<テーマ>地域の主権者育成と公民教育
シンポジスト   木村幸治(原敬記念館館長)
 吉村暢夫(新渡戸稲造会事務局長)
 伊藤民也(元県立高等学校校長、岩手大学非常勤講師)
コメンテーター  加藤章(盛岡大学学長)
コーディネーター 佐藤幸也(岩手大学)
 猪瀬武則(弘前大学)



第15回日本公民教育学会研究大会[変化する社会における新しい公民像]
1 期日 2004年6月26日(土)
2 会場 慶應義塾幼稚舎
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 工藤文三(国立教育政策研究所)
・環境研究の最前線と公民科教育-大学付置研究所等の取材を通して-
 多田統一(東京都立葛西南高等学校)
・英国の新教科「シチズンシップ」における主題としての「環境」
 水山光春(京都教育大学)
・"ActiveCitizenship":イギリス公民教育の市民像
 蓮見二郎(ケンブリッジ大学大学院教育学研究科)
・イギリス・フランスの前期中等教育公民科における教育目標・評価
 大津尚志(東京理大,大東大,立正大,日本女大,法政大講師)
第2分科会 司会 土屋直人(岩手大学)
・子どもの政治的社会化を促す学習指導の工夫
 -国政選挙に模擬投票で参加する中学生の社会科授業から-
 後藤雅彦(新潟市立鳥屋野中学校)
・学校における模擬投票の意義と政治教育のあり方
 杉浦正和(芝浦工業大学柏中学高等学校)
・高校『政治経済』における「国家」の取扱と授業
 森一郎(神戸市立楠高等学校)
・教材発掘の基礎技術-落語で学ぶ政治と経済-
 北川保(セントヨゼフ女子学園高等学校)
第3分科会 司会 保立雅紀(東京工業大学工学部附属高等学校)
・コンピュータを用いた授業の可能性について
 -高校『現代社会』・「科学技術の発達と生命の問題」の実践-
 井上信治(広島市立舟入高等学校)
・意思決定能力を育成する経済教育の構想
 -JAMESA.BANKSの意思決定論を手がかりに-
 塚原常太郎(山形県南陽市立梨郷中学校)
・人間に値する生活を考える-就職指導をふまえて-
 吉田豊(愛知県立東山工業高等学校)
第4分科会 司会 大澤克美(東京学芸大学)
・北海道における「現代社会」の展開
 鈴木隆弘(東京学芸大学連合大学院)
・公民科における民主主義と人権・平和価値との緊張局面の授業構成
 -BettyA.Reardon著『寛容-平和の入口』を手がかりとして-
 松井克行(大阪府立三島高等学校/兵庫教育大学連合大学院)
・新教育課程における高等学校「現代社会」の課題追究学習
 -都立田柄高等学校での実践-
 松澤徹(東京都立墨田川高等学校)
・公民教育と総合的な学習の時間の関連に関する一考察-高等学校公民科における一つの試み-
 新井明(東京都立西高等学校)
②課題研究発表
<テーマ>変化する社会における新しい公民像
司会 西村公孝(鳴門教育大学) 栗原久(信州大学)
・ネット・ケイタイ時代に生きる消費者市民像
 -円投票から消費者の紛争予防・解決能力の育成まで-
 中川壮一(消費者教育支援センター)
・「市民(公民)」像の手前で「私」自身を考える
 -高等学校倫理における「尊厳死」の取り扱いと「自己決定」の原理-
 原宏史(愛知教育大学附属高等学校)
・参加する市民の育成-市民社会における公民教育の役割-
 唐木清志(筑波大学)
・グローバル時代における新しい公民像
 宮本光雄(熊本大学)
③特別講演「変化する社会の現状と公民教育の役割」
 小林良彰(慶應義塾大学法学部教授)



第14回日本公民教育学会研究大会[公民教育における学力]
1 期日 2003年6月28日(土)
2 会場 弘前大学教育学部
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 鴛原進(愛媛大学)
・知的財産権に関する法教育の展開―高等公民科における教材―
 保立雅紀(東京工業大学工学部附属工業高等学校)
・小学校において法教育をどう実践するか―論理的思考力の育成という観点から―
 窪直樹(西東京市立栄小学校)
・初等公民教育における法教育の役割と可能性―アメリカ法関連教育プロジェクトを手がかりにして―
 橋本康弘(兵庫教育大学)
第2分科会 司会 木村勝彦(茨城大学)
・公民科教育10年の総括と展望―ある公民科教育法の経験から―
 新井明(東京都立国立高等学校)
・公共的空間としての社会を担う市民の資質育成
 吉村功太郎(岐阜工業高等専門学校)
・日本農士学校の公民教育思想
 佐藤幸也(岩手大学)
・合意形成学習に関する一考察
 磯崎育男(千葉大学)
第3分科会 司会 土屋直人(岩手大学)
・中学校社会科公民的分野における実践的意思決定能力育成―家計ゲーム
 鈴木文人(江刺市立江刺中学校) 猪瀬武則(弘前大学)
・社会科における公民的資質の基礎の育成と地域学習―小学校3年生の実態の検討を通して
 佐藤幸也(岩手大学) 佐藤聡久(盛岡市立厨川小学校)
・立法作用をリアルに伝える国会学習―衆議院HPを活用して
 武田真人(八王子高等学校)
・小学校社会科における実践的意思決定能力育成―ロードヒーティングはどこにつくるか
 相馬昌久(弘前市立朝陽小学校) 猪瀬武則(弘前大学)
第4分科会 司会 栗原久(信州大学)
・新しい人権としての「先住民権」の授業
 鈴木俊(岩手県立大船渡高等学校) 佐藤幸也(岩手大学)
・「他者とのかかわり」を重視した社会科授業構成論
 岡本順(埼玉県越谷市立北陽中学校)
・高校『倫理』における「宗教と人生」の取扱いと評価
 和田倫明(都立航空工業高等専門学校)
・「生命倫理」における「自己決定権」の問題をどう取り扱うか
 原宏史(愛知教育大学附属高等学校)
4.シンポジウム
<テーマ>公民教育における学力
シンポジスト   宮本光雄(熊本大学)
 桑原敏典(岡山大学)
 館潤二(筑波大学附属中学校)
 長者久保雅仁(青森県立八戸北高等学校)
コメンテーター  柿沼利昭(元文部省視学官、前青森大学)
コーディネーター 猪瀬武則(弘前大学)



第13回日本公民教育学会研究大会[公民教育の創造と展開-新たな連携を求めて-]
1 期日 2002年7月6日(土)
2 会場 筑波大学第二学群棟
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 館潤二(筑波大学附属中学校)
・学校における法教育の現状―各国は法および司法の教育をどのように展開しているか―
 江口勇治(筑波大学)
・批判的思考力を育成する公民教育のあり方
―Connecticut州におけるLaw-RelatedEducationの検討を通して―
 小野智一(筑波大学大学院)
・公民科における法教育のカリキュラムについて
 菅澤康雄(松戸市立松戸高等学校)
・社会の法化と法教育―高校「政治・経済」における実践
 北川保(セントヨゼフ女子学園高等学校)
・法教育授業実践―3年選択科目「時事問題」―
 河村新吾(広島市立舟入高等学校)
第2分科会 司会 川﨑誠司(東京学芸大学)
・高等学校倫理において「生」を捉えさせる授業をどう構想するか
 ―「死」からのアプローチ―
 原宏史(愛知教育大学附属高等学校)
・「死を学ぶ教育」と安楽死・尊厳死論の現在
 大谷いづみ(東京学芸大学教育学部附属高等学校大泉校舎)
・可謬主義に基づく間接的帰結主義の人権論の日本の人権教育における有効性
 ―比較文化の視点から―
 施光恒(日本外国語専門学校非常勤講師)
・現代フランスの前期中等教育における公民教育課程
 大津尚志(東京理科大学非常勤講師)
第3分科会 司会 木村勝彦(茨城大学教育学部)
・現代の社会を複眼的に捉える公民科教育の一方法
~高等学校公民科教育における英語資料の教材化の試み~
 松澤徹(東京都立田柄高等学校)
・高校生の自治を支える公民科授業
 若菜俊文(東京都立板橋高等学校)
・高校における政治教育と18才選挙権
 杉浦正和(芝浦工業大学柏中学高等学校)
・小学校修身科教科書における地方自治の取扱い―検定期の高等小学校における公民育成―
 若生剛(筑波大学大学院)
4 シンポジウム
<テーマ>公民教育の一環として「法教育」をどう構想・実践するか
―公民教育関係者と法曹関係者の連携を求めて―
シンポジスト 鈴木啓文(日本弁護士連合会広報室長・「法教育ネットワーク」事務局長)
 高橋文郎(日本司法書士会連合会初等中等教育推進委員会委員長)
 橋本康弘(兵庫教育大学)
指定討論者  阿部信太郎(城西国際大学・前(財)消費者教育支援センター)
 渡邊弘(法政大学第二高等学校)
司会・進行  後藤直樹(前茨城弁護士会副会長)
 江口勇治(筑波大学)



第12回日本公民教育学会研究大会[新世紀の公民教育の役割を考える-鳴門からの発信-]
1 期日 2001年7月14日(土)
2 会場 鳴門教育大学学校教育実践センター
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 梅津正美(鳴門教育大学) 大西正泰(生光学園中学校)
・その他科目「時事問題」における出力型授業の実践例
 田中顕治(鳴門教育大学大学院・神奈川県立神奈川総合高等学校)
・評価と社会力―非営利組織の活動を参考にして―
 三輪昭子(愛知教育大学・非常勤講師)
・イギリスにおける市民性教育の新しい展開
 ―ナショナルカリキュラムにおける必修化をめぐって―
 栗原久(筑波大学附属高等学校)
・経済リテラシーの国際比較―「第4回生活経済テスト」結果の分析
 阿部信太郎((財)消費者教育支援センター)
第2分科会 司会 草原和博(鳴門教育大学) 吉村功太郎(岐阜工業高等専門学校)
・「公民学」と河合栄治郎
 西谷英昭(大阪府立箕面東高等学校)
・高等学校倫理がめざすもの―「生」の教材化に関する一考察―
 原宏史(愛知教育大学附属高等学校)
・高等学校公民科「倫理」の指導と大学教育との接続
 兼松儀郎(京都産業大学)
・高校生の進路意識の形成―経済分野の学習から―
 吉田豊(愛知県立東山工業高等学校)
②課題シンポジウム
基礎提案者 谷崎徹(鳴門市環境衛生部長)
発表者
・鴛原進(前佐那河内中学校・現愛媛大学)
・疋田晴敬(名古屋西高等学校)
・三好登美子(前富岡西高等学校)
・猪瀬武則(弘前大学)
コメンテーター 工藤文三(国立教育政策研究所)
司会・進行   西村公孝(鳴門教育大学)
 稲井智義(鳴門教育大学大学院・鳴門教育大学附属小学校)



第11回日本公民教育学会研究大会[教育改革時代の公民教育]
1 期日 2000年6月24日(土)
2 会場 筑波大学学校教育部
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 江口勇治(筑波大学)波巌(筑波大学附属小学校)
・差別と共生の学習―「複合差別」の教材化―
 菅澤康雄(千葉県立我孫子高等学校)
・市民として参加意識を高める社会科環境学習の授業構成
 竹澤伸一(千葉県市川市立大洲中学校)
・公民科現代社会における環境問題の取り扱いー河川を中心としてー
 多田統一(東京都立葛西南高等学校)
・新しい事象間に基づく公民科授業の展開
 原宏史(愛知教育大学附属高等学校)
・意識調査から見た高校生と公民科教育
 和田倫明(東京都立航空高等専門学校)
第2分科会 司会 堀井登志喜(新潟大学) 館潤二(筑波大学附属中学校)
・教育課程・公民科についてのアンケート調査結果について
 太田正行(東京都立雪谷高等学校)
・「命(いのち)の教育」が問うこと・問われること
 大谷いづみ(上越教育大学大学院)
・未完の総合学習-「教育課程改革試案」とその影響
 和井田清司(武蔵大学)
・多文化社会における国際理解教育の課題と展望
 山本友和(上越教育大学)小泉淳(群馬館林私立第二小学校)増田眞次(群馬県邑楽中学校)
②課題研究発表
コーディネーター:栗原久(筑波大学附属高等学校)
・「総合的な学習の時間」と公民教育の課題
 西村公孝(鳴門教育大学)
・「総合的な学習の時間」と公民教育の課題-「ふるさと学習」を核にした実践例から
 小山茂喜(長野市立若穂中学校)
・「意志決定の社会科」ならば「総合の時間」に取り入れ可能
 杉浦正和(芝浦工業大学柏中学高等学校)
③記念講演「激動する国際社会と日本の進路」
 進藤榮一(筑波大学教授)



第10回日本公民教育学会研究大会[新教育課程と公民教育の在り方]
1 期日 1999年6月26日(土)
2 会場 名古屋女子大学
3 発表内容
①自由研究発表
司会 森茂岳雄(東京学芸大学)疋田晴敬(愛知教育大学付属高等学校)
・パートナーシップを形成する学習―NPOの動きを参考にして―
 三輪昭子(愛知教育大学)
・ジェンダーから見る社会科教育における主体形成
 小松伸之(東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科)
・公民科の中にジェンダー視点を
 吉田豊(愛知県立東山工業高校)
・経済的現実理解を指導目標とした経済教育の意義と課題
 越田年彦(東京都立大学付属高等学校)
・公民分野の内容分析と指導法の研究
 塚原常太郎(山形県南陽市立漆山中学校)
・地域との交流を深める学習の実践―総合学習への展望と課題―
 富塚昇(東京都立晴海総合高等学校)
②課題研究発表
コーディネーター:宮原悟(名古屋女子大学)
・グローバルな視野に立った総合学習
 ―中学校社会科公民分野におけるT.T.(チームティーチング)授業設計―
 田中博章(愛知教育大学大学院/名古屋市立桜田中学校)
・公民科現代社会にせまる身近な地域の環境問題の取り扱いと今後の課題
 ―あきびんのリサイクルを中心として―
 多田統一(東京都立小石川高等学校定時制)
・論争問題を解決する公民教育の在り方
 堀井登志喜(新潟大学)
③特別講演「21世紀市民の資質・能力の形成と教育の課題」
 ジョン・J・コーガン



第9回日本公民教育学会研究大会[21世紀の公民教育をどう創っていくのか]
1 期日 1998年7月5日(日)
2 会場 東京学芸大学
3 発表内容
①自由研究発表
第1分科会 司会 堀井登志喜(新潟大学)桐谷正信(埼玉大学)
・公民教育における21世紀の生きる力
 山中淳(松阪大学科目等履修生)
・戦後の道徳教育と社会科教育における公民的資質の比較考察
 伏木久始(東京学芸大学連合大学院)
・韓国の第7次教育過程における「道徳・倫理科」の基本方針
 関根英行(東義大学校)
・総合学科原則履修科目「産業社会と人間」の実践と課題
 富塚昇(東京都立晴海総合高等学校)
第2分科会 司会 高野尚好(筑波大学) 馬居正幸(静岡大学)
・高等学校「現代社会」における環境学習
 太田正行(東京都立荒川商業高等学校)
・国民主権・代表制に関する授業実践の検討と課題
 吉田俊弘(東京都立明正高等学校)
・探求型ディベート学習の理論と実践
 杉浦正和(芝浦工業大学柏高等学校) 和井田清司(千葉県立小金高等学校)
・ディベートで学ぶ戦争責任
 菅澤康雄(千葉県立我孫子高等学校)
・「2000年の目標:アメリカ教育法」と経済教育のスタンダート
 栗原久(筑波大学附属高等学校)
②基調報告
テーマ「21世紀の地球社会における公民育成のグローバリゼイション」
 C.F.ライジンガー(インディアナ大学教育学部教師教育センター教授)
 溝上泰(鳴門教育大学学長)
③国際シンポジウム
テーマ「われわれは21世紀の公民教育をどう創っていくのか」
-環太平洋諸国・地域から人権、福祉、平和、環境の発信と共通理解の展開-
パネリスト
 デイビッド.L.グロスマン(香港教育学院教育学部社会科教育学部教授)
 プラソプ・チャンダーケットタイ王国文部省教育課程開発センター教育課程専門官)
 徐在千(大韓民国国立公州教育大学校社会教育科教授)
 干沛霖(遼寧師範大学政治系副教授)
 谷田部玲生(国立教育研究所公民教育研究室主任研究官)
 山田耕一郎(東京学芸大学附属養護学校副校長)
アドヴァイザー
 江口勇治(筑波大学教育学系助教授)
 ポール・モリス(香港大学教育学部教育課程学科長)
 ソムワン・ピティヤヌワット(チュラロンコーン大学教育学部教育政策調査センター教授)
ゲストコメンテーター
 ジョン・J・コーガン(ミネソタ大学教育学部教授)
司会
 阪上順夫(東京学芸大学名誉教授・松阪大学教授)
 ヘスース・ガルシア(イリノイ大学教育学部教育課程・方法学科社会科教育学講座教授)



第8回日本公民教育学会研究大会[憲法の諸問題と公民教育]
1 期日 1997年6月28日(土)
2 会場 松阪大学
3 発表内容
①自由研究発表
司会 三輪尚信(皇学館高等学校) 吉村功太郎(岐阜工業高等専門学校)
・公民科における環境教育のあり方 多田純一(東京都立小石川高等学校)
・学びを主体とする公民教育のあり方
 疋田晴敬(愛知教育大学附属高等学校)
・市民生活と人権-新聞を使った人権教育の試み 
 北川保(セントヨゼフ女子学園高等学校)
・異文化理解とアートランゲージ?絵画を利用した文化学習?
 三輪昭子(愛知教育大学)
・韓国道徳・倫理科教育のアイデンティティと課題
 関根英行(東義大学校)
②課題研究発表
テーマ「憲法の諸問題と公民教育」
司会 山根栄次(三重大学) 宮原悟(名古屋女子大学)
 憲法の精神と公民教育-個人主義の落し穴
 吉田豊(愛知県立瑞陵高等学校)
・公民教育から見た憲法学習の課題
 西村公孝(鳴門教育大学)
・日米の憲法学習と公民教育の課題
 三浦軍三(東京学芸大学)
・憲法改正問題と公民教育
 阪上順夫(松坂大学)
③特別講演「21世紀の公民教育-その政策課題と展望」
 魚住忠久(愛知教育大学教授)



第7回日本公民教育学会研究大会[人権と公民教育]
1 期日 1996年6月30日(日)
2 会場 埼玉大学教育学部C棟教室
3 発表内容
①自由研究発表
司会 山根栄次(三重大学) 保坂秀夫(埼玉純真女子短期大学)
・高校公民科『倫理』におけるテーマ学習の展開-「家族」と「宗教」に関して-
 和田倫明(東京都立航空工業高等専門学校)
・ハルピンから沖縄へ-演劇で平和を考える中高生-
 山本茂(茗渓学園中学校・高等学校)
・高等学校公民科に関する全国調査結果の分析
 太田正行(東京都立新宿高等学校)
・米国経済教育の展開(Ⅰ)
 -NCEEカリキュラム刷新の現状?DEEPからEconomicsAmericaへ-
 猪瀬武則(弘前大学)
・社会(公民)科における法教育カリキュラムの課題
 江口勇治(筑波大学)
②課題研究発表
テーマ「人権と公民教育」
司会 工藤文三(国立教育研究所)葦名次夫(東京都立富士高等学校)
・住民の権利と義務
 大澤利彦(埼玉大学教育学部附属中学校)
・学習権保障と公民科
 吉田豊(愛知県立瑞陵高等学校)
・「人権」学習の内容と方法
 -豊かな生活・人間関係づくりと生活・生産単位の総合学習からの展開-
③特別講演 「公民科の論理-高校教育の普及と教科」
 柿沼利昭(埼玉大学教育学部教授)



第6回日本公民教育学会研究大会[公民的資質の再検討]
1 期日 1995年7月2日(日)
2 会場 上越教育大学
3 発表内容
①自由研究発表
司会 大友秀明(埼玉大学教育学部)近藤由紀彦(慶應義塾幼稚舎)
・新潟県における環境教育の現状に関する一考察
 岩崎一成(上越教育大学大学院)
・LAN上で行った途上国援助ランキングの授業
 福田英樹(飯能市立飯能第一中学校・上越教育大学大学院)
・社会科のカリキュラム改造に関する一考察-開発教育を中心にして-
 河合芳宏(上越教育大学大学院)
・人格的自律と倫理教育-関係性の理解と動機・共感的理解を中心に-
 山崎義夫(新潟県立新井高等学校)
・オーストラリア(N.S.W.)の社会科教育における公民的資質
 藤野明彦(東京都立第五商業高等学校)
・公民的資質概念検討の方法論に関する一考察
 工藤文三(国立教育研究所)
②課題研究発表
テーマ「公民的資質育成の課題と実践」
司会 二谷貞夫(上越教育大学) 葦名次夫(東京都立富士高等学校)
・小・中・高一貫の政治学習の課題と実践
 -児童生徒の「公民資質育成」からみた地球公民としての発信能力の育成-
 西村公孝(愛知教育大学附属高等学校)
・公民的資質としての「公平な観察者」について
 栗原久(筑波大学附属高等学校)
・アメリカ社会科における市民的資質の検討-1960年代以降の史的検討をふまえて-
 内田裕之(更埴市立治田小学校)
・「公民的資質の再検討」の検討
 堀井登志喜(秋田大学教育学部)
③特別講演「公民教育と歴史感覚」
 加藤章(上越教育大学学長)



第5回日本公民教育学会研究大会[公民教育の内容・方法の再検討]
1 期日 1994年6月26日(日)
2 会場 筑波大学学校教育部
3 発表内容
①自由研究発表
司会 堀井登志喜(秋田大学) 葦名次夫(都立富士高等学校)
・経済教育におけるシミュレーション、ロールプレイング教材の検討
 猪瀬武則(広島大学附属中・高等学校)
・実業高校における公民教育
 西村正人(秋田市立秋田商業高等学校)
・生涯学習時代と地球時代を踏まえての心の文化の育成(理論)
 -小中高を一貫する国際理解教育のカリキュラム開発-
 西村公孝(愛知教育大学附属高等学校)伊豫田政準(愛知県立岡崎北高等学校)
・生涯学習時代と地球時代を踏まえての心の文化の育成(実践)
 -小中高を一貫する国際理解教育の実践化-
 疋田春良(愛知教育大学附属高等学校)
②課題研究発表
 テーマ「公民教育の内容・方法の再検討」
 司会 山本友和(上越教育大学) 有賀康修(都立八潮高校)
・地球市民育成のための「憲法教育」-国際人権法の教材化の試み-
 三野輪敦(茗渓学園中・高等学校)
・子どもの人権意識を形成する公民教育の観点-人権・権利の構造化と豊かな人間関係育成の観点-
 山崎義夫(元関根学園高等学校教諭・上越教育大学大学院修了)
・「家族論」の展開と指導をめぐって
 吉田豊(愛知県立瑞陵高等学校)
・現代社会における同和教育
 桂暎雄(京都府立山城高等学校)
③特別講演「激変する世界・日本に対応する政治教育の課題」
 阪上順夫(日本公民教育学会会長・東京学芸大学)



第4回日本公民教育学会研究大会[地域の変貌と公民教育]
1 期日 1993年7月4日(日)
2 会場 秋田大学教育学部
3 発表内容
①自由研究発表
司会 工藤文三(国立教育研究所) 持田行雄(秋田大学)
・修学旅行を通して行う公民教育
 館潤二(筑波大学付属中学校)
・異文化理解の一つの試み-ラテン・アメリカとの出会い-
 西村正人(秋田県立秋田商業高等学校)
・生徒の生きざまにかかわる授業-高校倫理の場合-
 大塚賢司(同志社高等学校)
・時事問題学習の意義とその授業展開例
 越田年彦(東京都立大学附属高校)
・生徒の調査活動を生かした流通の授業実践
 浅井繁樹・吉田知(男鹿市立男鹿南中学校)
・意欲的に課題追求させる公民学習-「放置自転車問題」を通して地方自治の動きをどうつかませるか-
 齋藤徹(秋田市立外旭川中学校)
②課題研究発表
司会 大友秀明(埼玉大学) 佐々田亨三(秋田県教育庁)
コメンテーター  江口勇治(筑波大学)
 伊藤美咲(秋田県中央教育事務所)
・「下夕町商店街の授業」
 渡辺義満(町立五城目小学校)
・「家族」の授業からとらえた地域社会の変容
 川辺斉(秋田市立城南中学校)
・地域の特産物と価格
 鈴木直美(雄和町立大正寺中学校)
・「現代社会」における身近な地域の扱い方
 小野一巳(県立秋田南高等学校)
③記念講演 古代と「公民」
 新野直吉(秋田大学)



第3回日本公民教育学会研究大会[国際化時代の公民教育]
1 期日 1992年6月28日(日)
2 会場 お茶の水女子大学一般教育2号館
3 発表内容
①自由研究発表
司会 高野尚好(筑波大学学校教育部)近藤由紀彦(慶応義塾幼稚舎)
・「現代社会」における国際理解と想像力を高めるとりくみ
 吉田豊(愛知県立緑丘商業高等学校)
・在日外国人の現実と日本の教育-日本で学ぶ外国人を焦点にして-
 三輪昭子(河合塾学園トライデントスクールオブランゲージ日本語学科)
・中学校社会科における公民学習の充実を図る授業の構想(?)-公民学習の現状と課題-
 松本浩毅(信州大学)
②課題研究発表
テーマ「国際化時代の公民教育の実践」
司会 森茂岳雄(茨城大学)竹内良雄(川口市教育委員会)
・生徒の意識からみる国際理解教育の課題と実践-特にアジアへの認識を素材として-
 新井明(東京都立南平高等学校)
・国際化時代の公民形成としてのディベート能力の育成
 -外国人労働者の受け入れ問題を手がかりに-
 西村公孝(愛知教育大学附属高等学校)
・「現代社会」における異文化理解学習の効果について
 和田倫明(東京都立航空工業高等専門学校)
③特別講演 尹鎔柝(ソウル大学)



第2回日本公民教育学会研究大会[新学習指導要領下の公民像とその発展を考える]
1 期日 1991年6月15日(土)
2 会場 愛知教育大学
3 発表内容
①自由研究発表
・公正に判断する力を伸ばす指導
 -単元「世界の平和と日本の役割の指導において湾岸戦争における自衛隊派遣問題を扱って-
 野沢和彦(愛知教育大学附属名古屋中学校)
・新旧学習指導要領における公民形成の一研究
 西村公孝(愛知教育大学附属高等学校)
・経済的社会化研究の現状と課題
 栗原久(埼玉県立熊谷女子高等学校)
・ディベートを通した社会認識の深め方
 新井明(東京都立南平高等学校)
・価値理念を中心にした倫理学習のカリキュラム構成
 工藤文三(国立教育研究所)
・経済教育における経済人像の問題
 山根栄次(三重大学教育学部)
・新学習指導要領下の公民像とその発展を考える
 白井正康(愛知教育大学附属岡崎中学校)
②課題研究発表
・「公民」概念の形成のために-個人集団との関係の設定のなかからPart1
 吉田豊(愛知県立緑丘商業高等学校)
・新学習指導要領下の公民像とその発展を考える
 -旧東ドイツの民主化過程における公民科教授をめぐる論議・提案に学んで-
 舩尾日出志(愛知教育大学)
・新学習指導要領と公民教育の課題
 石郷岡二郎(前東京都立教育研究所)



第1回日本公民教育学会研究大会[21世紀の公民教育に向けて]
1 期日 1990年6月24日(日)
2 会場 お茶の水女子大学
3 発表内容
①自由研究発表
司会 森茂岳雄(茨城大学教育学部) 竹内良雄(埼玉県川口市教育委員会)
・小学校低学年における公民教育の一事例-生活科と道徳を例として-
 杉田英二(埼玉県浦和市立北浦和小学校)
・中学校公民的分野における消費者教育の一考察
 田丸淳哉(埼玉県川口市立榛松中学校)
・国際人としての日本の「公民」教育の構築
 山嵜泰正(京都教育大学附属高等学校)
・高等学校における「倫理」教育に関する一考察
 小嶋孝(東京都立東高等学校定時制)
・新指導要領における公民教育の一貫性に関する一研究
 -生活科の新設と「現代社会」の選択化を手がかりに-
 西村公孝(愛知教育大学附属高等学校)
②課題研究発表
テーマ「新指導要領の公民教育の課題」(小中高)
報告者  近藤由紀彦(慶応義塾幼稚舎)
 大沢利彦(埼玉大学附属中学校)
 工藤文三(東京都立三鷹高等学校)
司会 石郷岡二郎(東京都立教育研究所) 三浦軍三(東京学芸大学)
③シンポジウム
テーマ「21世紀の公民教育をどう構築するか」
報告者 阪上順夫(東京学芸大学)
 魚住忠久(愛知教育大学)
 堀井登志喜(筑波大学附属中学校)
司会 大森照夫(元東京学芸大学) 梶哲夫(早稲田大学)